繰り返しますが、日本は天皇陛下の国です。 白人が特に重んじる格式、伝統の最高位、エンペラーです。 訪仏中の皇太子殿下が、ベルサイユ宮殿にマクロン大統領夫妻を表敬訪問し、そこで晩さん会が催されました。 普通、アメリカ大統領やその他国賓級の晩さん会は、エリゼ宮殿( 現大統領官邸、その昔ポンパドゥール夫人やジョセフィーヌが住んでいた )で催されますが、日本の皇太子殿下をお迎えするということでベルサイユ宮殿なのでしょう。 参加者(日仏双方)全員が、ネクタイ・スーツで、タキシードを着用していない、雰囲気が質素すぎるのはいかがなものか、とバカげたことを論じている記事に出くわしました。 西日本豪雨や、北海道の地震に配慮された晩さん会であることは、素人目にも明らかです。 開催場が、ベルサイユ宮殿の「鏡の間」のようなきらびやかなルームではなく、地味・慎ましやかな「礼拝堂の間」であることからもおわかりいただけると思います。 どことは申し上げませんが、雑誌記者という一応プロの書き手なら、もうすこし洞察力を磨いて欲しいものです。