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テレビっ子のひとり突っ込み

『彼女はキレイだった』韓国版

2021-08-10 01:21:34 | 韓国ドラマ
        
2015年 韓国

◆おススメ度
★★★★☆

◆キャスト
・チ・ソンジュン:パク・ソジュン
・キム・ヘジン:ファン・ジョンウム
・キム・シンヒョク:チェ・シウォン
・ミン・ハリ:コ・ジュニ


ヒロインは「恋のトリセツ」に出てたファン・ジョンウム。朝日奈央にちょっと似てる女優さんだなーって思ってます。
そしてキム秘書のパク・ソジュン。それからSUPER JUNIORのシウォン。
あとは、ヘジンの子供時代の役と妹の二役で、オクニョでオクニョの子供時代を演じてたチョン・ダビンって子が出てます。「猟奇的な彼女」でも、
主人公の妹役でした。
あとはー、安定のバイプレイヤー、アン・セハ。彼も、カン・ギヨンと同じくらいよく見かける俳優さんです。「雲が描いた月明り」とか、「王は愛する
とか、「TWO WEEKS」とかとか。
            

◆感想・内容紹介

まずは簡単な内容紹介

元気で明るいだけが取り柄のヒロインキム・ヘジンは、今日も就活の日々。けど、どこも全滅。
そんなある日、アメリカに行っていた幼馴染チ・ソンジュンから帰国したから会いたいとの連絡が。
幼い頃、太っちょでいじめられっ子だった彼は、キム・ヘジンの初恋だった。
楽しみにして待ち合わせ場所に行ったキム・ヘジンが見たのは、子供の頃とは想像もつかないシュッとしてかっこよくなった彼の姿だった。
驚きつつもヘジンはソンジュンに声をかけようとするが、ソンジュンは自分を素通りし、容姿の整った別の女性に声をかける。
そこでヘジンは思い出す。小学生の頃の美少女だった自分が、かなりイケてないボサ子になってしまっていたことを。

気後れしてしまったヘジンは、親友でルームメイトのミン・ハリに、じぶんの代わりに彼に会って欲しいとお願いする。
そうしてミン・ハリを幼馴染と思い込んでしまうソンジュン。一回きりの代役で、留学するからもう会えないと言って別れたはずが・・・。

一方、地道な就職活動が実を結び、ある出版社の管理部に就職が決まるヘジン。
管理部の仕事で雑誌編集部に行くと、出社が遅れていた新人と間違われてどんどん雑用を頼まれてしまう。断り切れずにけれどすべて完璧にその雑用を
こなしてしまうヘジン後から事情を知った編集部から正式な依頼が来て、試用期間の3ヶ月は編集部の見習いとして働くことになってしまう。

そんな編集部にアメリカ本部から副編集長がやってくる。
訳も分からず、編集部にやってきたヘジンが、みんなに紹介される副編集長を見ると、なんとソンジュンだった。
動揺するヘジン。初日はすべてうまくこなしていた雑用も、急にうまくいかなくなってしまう。
そんなヘジンに対し、ほんとの幼馴染で初恋の相手とも気づかないソンジュンは、同姓同名の彼女を嫌悪し、他の人以上にツラく当たってしまう。

一方で、留学したはずのミン・ハリとばったり再会したソンジュンは、ハリの苦しい言い訳に何も疑いもせずに受け入れ、友達以上、恋人未満的な付き合い
がスタートしてしまう。

また、出来の悪いヘジンに嫌悪を抱いていたはずが、一緒に働くうちにだんだんと幼馴染とヘジンの姿が重なっていくソンジュン。

そこに、編集部の変人キム・シンヒョクも加わって、4人はおかしな四角関係に・・・。
           
◆◇◆

韓国版ていうオリジナルの存在を知らずに、最初に中国版の「逆転のシンデレラ~彼女はキレイだった~」を見ちゃったんですが、割とそっちのキャスト
に満足してたので、後からオリジナルが存在するって知っても見ようとは思ってませんでした。

でも、最近日本版が始まったんで、見て見たら、中国版と比べるとものすごく違和感があって、これって多分、韓国版を意識して作ってるからだろうなと
思ってとりあえずオリジナルを見て見たもの。

まぁ、見てよかったかも。とりあえず、中国版に比べるとなんかヒロインのテンションが高すぎるのが気になったけど、それはそれでファン・ジョンウム
に合ってるし、お国柄っていうのもあると思うので悪くはない。

あとは、キム・シンヒョク。

このキャラ、中国バージョンだとチャン・ビンビンが演ってて、この役でチャン・ビンビンが一気に好きになっちゃったんだけど、シウォン版だとなんか
ちょっと微妙だなーとか思ってたら(ヘジンと同じくテンション高すぎて)見てるとだんだんクセになってくるっていう・・・。そして最後のさいごにヒゲ
剃ってイケメンになってた。(タイプではないけど)

SUPER JUNIORっていう韓国のアイドルグループの存在自体は知っていて、このドラマにその中の一人が出てるっていうのも知ってはいたんだけど、どの
人なのか全く分からないまま半分以上見てから、キム・シンヒョク役のチェ・シウォンがそうだったということが判明。(判明というか、アイドルっぽい
風貌の人が見つけられなかったので調べたんですけどね。)
このヒゲ面の変人が!?ってちょっとびっくり。もともと、振り切った演技する人だなーって思ってたけど、この人がアイドル!?って思ったらなんか余計
すげーな、って感じで。(もしかしたらもともとそういうキャラの人な可能性は無きにしも非ずですが。)
           

そしてパク・ソジュン。やっぱり特に好きでも嫌いでもない俳優さんです。なんか、髪型がいつも好みの感じからズレてて。
ただ、藤ヶ谷太輔が何かの番組でやってた梨泰院クラスのパク・ソジュンコスプレが笑っちゃうほど似ていて、ときどきその映像がチラついてました・・・。
(顔の好みだけでいうと、ミン・ハリに付きまとう遊び仲間の元カレっぽい人が一番好き。誰かは分からない。SUPER JUNIORのメンバーの誰かのカメオ出演?)
           

このドラマ、中国版ではハオユーが編集部のみんなに一喝した後、しれっと結婚式の招待状渡して、みんなが驚くってシーンがめっちゃ好きなんですけど、
パク・ソジュン版でも全く同じシーンがちゃんとありました。そしてやっぱそこが好きで、何回かニヤニヤしながらリピートして見ちゃいました。

あとは、顔書いちゃうタマネギ。中国版では紫タマネギだったけど、韓国版では普通のタマネギを白くなるまで皮を剥いたもので、水耕栽培するなら皮剥か
ない方がいいんじゃないかなって変なとこが気になった。やっぱビジュアル求めるなら中国版の紫タマネギの方がよかったかなーと。そっちの方が可愛かった。


でも、中国と日本がこぞってリメイクするだけあって面白いドラマです。
確かにオリジナルだし、ちゃんと一貫性があってまとまっている。こっち見た後で中国版見てたらどうだったんだろうとも思いますが、それは日本版で
検証してみようかと思います。

(日本版は、オリンピックで1週休みだったのでなかなか進まない。最近すでに完結したドラマを配信で見てるせいで、週1でしか放送しない日本のドラマを
リアルタイムで観るのがツラい。)
コメント (2)
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