何気なくついてたテレビの踊るさんま御殿を見ながらダンナが言った。
「お!コレ、オレも使ってみたい」
それは、さんまが両方のサコツを左から順に触りながら言った
「こっちがサコツ?じゃー、こっちはウコツ?ううん、どっちもサコツ。」
って言葉。
若干、これを使ってみたいっていうダンナのセンスどうなの?とも思ったけど、そもそもこんなの使う場面ある?
けっこう、テレビを見ていて知ったセリフや言葉、今度私も使ってみたい!っていうのあるんですが、意外と使う場面はありません。
その中で、特に印象に残ってて忘れられないものをちょっと紹介。
だいぶ前に、松ちゃんだったか、千原ジュニアが言ってたエピソードで、「コレ、私も使ってみたい!!」ってめっちゃ思ったものがありました。
ある人が、インドだったかインドネシアだったかに行った際、現地の人と知り合って言われたっていうエピソード。
「お前日本人?日本人が使う漢字ってかっこいいよね。以前、日本人に「GOD」って漢字で書いてもらったんだよ。みてくれ。」
と言われ、見せられた漢字が「矢沢」だった。っていうもの。
確かに!!
まー、その人にとっては矢沢永吉が神だったんでしょう。確かに間違いじゃないし、ある一定数矢沢永吉を信仰する人たちがいるっていうのも日本人にとっては
周知の事実なので、「GOD」を漢字で書いてもらったって言われて、「矢沢」だったとしても、否定する人はいないだろうし、笑えるエピソードだなと。
んで、すぐさま、「私がそんなシチュエーションで「GOD」を漢字で書いてくれって言われたら迷わず書くのは「HYDE」だな、って(その時は)思ったんだけど、
あ、「HYDE」漢字じゃないわ・・・ってことで、ちょっと応用は無理でした。
今だったらどーかなー。米津かなー。誰もが「あー、なるほど」って納得してくれるにはちょっとまだ若すぎるかなー。
(てかそもそも、海外行かないから知り合う外国人が中国人くらいしかいないんだけどね。)
あとは、SPってドラマの中で岡田君が言ってた言葉。論語の一説かなんかの。
「これを導くに政を以ってし、これを斉えるに刑を以ってすれば、民免れて恥なし」
(「導之以政、斉之以刑、民免而無恥、導之以徳、斉之以礼、有恥且格」の前半部分。)
「人民を導くのに法制をもってし、人民を統治するのに刑罰をもってすれば、人民は法律の網をくぐり抜けて恥じることがない。」
(公安の田中が言うには「締め付けの厳しい監視社会は逆に社会を悪くする」ってことらしいですが、)
「法律とか刑罰とかで縛りすぎると、人々はかえって決まりを守らなくなってそのことに罪悪感も持たなくなる」
っていうような解釈もできると思って、これを自分が仕事する上で当てはめると
「失敗したときに怒りすぎたり、圧をかけすぎると、ちっちゃなミスに自分で気づいても自己申告せずに隠ぺいするようになり、後で重大なバグにつながる。」
って感じになるのかなと。
なので、あんまり新人や若手を怒りすぎるのも良くないんじゃないかと、同僚にときどき言ってみるのですが、まず難しすぎて伝わらないっていうのが現状です。
(私がなぜか変わった人と思われているのにも原因はあるかもだけども。)