全員協議会が開催されました。
議題は (1)大田市総合計画後期計画(案)について
(2)平成23年度大田市中長期財政見通しについて
(3)まちづくり体制について
(4)大田市高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画について の4件でした。
全体を通じての感想ですが、とにかくボリュームが多過ぎます。
どの案件も重要な施策で、各議員からは多くの意見が出る事は、 予め考えられたはずです。
しかも、本日は物部神社の節分祭で市長以下一部の議員も参加が決まっています。
いくら昼の休憩時間を利用してと言っても、通常より30分程早めに休憩に入らざるを得ない 状況です。
結局、終了は午後3時20分過ぎ。 時間が多少長くなるのは、一向に構いませんが、議論も中途半端に終了した感が 否めません。
おまけに、その後に大田市立病院医療確保対策特別委員会も控えていました。
細かい事を沢山の質疑として述べられる議員もおられ、計画の全体的な本質の議論には 程遠い状況でもありました。
議論の本質を考えるべきです。
(1)については、10年間に及ぶ「大田市総合計画」 の前期5カ年が平成23年度を持って 終了するため、
後期5カ年の計画を策定するものです。
この後期計画を策定するにあたり、 「市民満足度調査」も実施され、 「満足度」並びに「重要度」を数値的に表し、
相関図に落とし込み、 市民の意見として、後期計画の参考とされています。
私が思うに、主な施策と事業において、重点的な物については何らかの 数値目標を明確に示すべきだと思います。
進行管理をする上で、具体的な成果をわかり易く評価するには、必要な事です。
先日、県庁へ「島根県総合発展計画」を詳細にわたって理解するために勉強に行きました。
この計画には重点的な施策については、最終的な目標を達成するための数値目標が 記載されています。
大田市も総合計画を作成するに当たって、各原課からの素案が提出されるはずです。 各課は 、計画を遂行するにあたり、
年度ごとの実行スケジュールを踏まえた上での提出でしょうから 数値目標も考えていると思われます。
逆に数値目標を持って計画を実行してもらわなければいけない はずです。
そうすると、自ずと数値目標が見えてくるはずだと思います。 総合計画に基づいて、
各下部の実行計画も前期から計画的に実行されている物もあります。
下部の実行計画すら数値目標を定められていない計画も多く存在します。
なぜ、数値目標を示さないのか、理解に苦しみます。
(2)については、未来は決して明るくありません。 要因は自主財源が乏しいの一言です。
よって、交付税に頼らざるを得ませんが、その交付税も合併算定替により平成28年度から 5年間で毎年2億円づつ減少します。
おまけに、 国勢調査の人口減少分が28年度、33年度にそれぞれ3億円見込まれています。
こういう状況下に置かれながら、後期計画の施策を実行していかねばなりません。
財政見通しも厳しい中ですが、必要な事にはそれなりの投資もするべきです。
特に自主財源が見込める「産業振興施策」には 力を入れて頂きたいところです。
長くなりますので、以下は 次の、機会に譲りたいと思います。
次回を楽しみにしております。
要はトップのリーダーシップがとれているのか?覚悟があるのか?
なんでも、かんでも出来はしないでしょうに?
そこですね!覚悟があるのかなぁ?市長さん!
相変わらず、手厳しいですね。
でも、要はそこなのです。私もそう思います。
予算が無いので、何もやらない。
やりたいけれど、予算が無い。
では、何も変わりません。
予算は有効にかつ、大胆に使ってほしいと思います。