読売新聞の「くらし」の紙面で、毎月第1日曜日に「病院の実力」という記事が掲載されています。
それに伴い「地域」の紙面では「島根編」も同時に掲載されています。
10月2日の紙面で「認知症」が取り上げられていました。
65歳以上の10人に1人がなるといわれている「認知症」。
昨年までは「アリセプト」という薬のみが使用されてきたが、今年からは飲み薬「レミニール」
「メマリー」と貼り薬「イクセロンパッチ」「リバスタッチパッチ」が発売され選択肢が増えたと紹介されていました。
記事の最後には、「認知症は、介護する家族に負担がかかる。介護保険を利用する際に必要な主治医の意見書は
患者の生活や症状の変化、家族の介護状況がわからないと書けず、手間もかかる。
意見書の数の多さは、患者の介護まで配慮する施設である目安となる。」と結ばれていました。
島根県編のデータでは、大田市立病院において、2010年のすべての認知症の新規患者数は250人、
介護保険意見書の月平均作成数は50件となっている。
この、介護保険意見書の月平均作成数は、アンケート回答があった山陰のどの病院よりも件数が多い。
という事は、「患者の介護まで配慮する施設である」と言えるのではないだろうか。
9月には医大に「認知症疾患医療センター」が開設されています。
大田市出身の順天堂大学大学院医学研究科 認知症診断・予防・治療学講座教授 田平 武先生もいらっしゃいます。
こういうところを市立病院として伸ばして行けないのでしょうか。
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