琵琶湖疏水船に乗った後、浜大津でお昼ご飯、それから京阪石山坂本本線で向かったのが近江神宮です
去年、石山寺と三井寺には行ったのですが、近江神宮は初めてです
「近江神宮前駅」から歩いていくと、なにやらマイクの声やたくさんの人の歓声が
近づいていくと、なんと偶然にも、近江神宮の参道で年に一度の流鏑馬が行われているではありませんか
先日行った藤森神社の駆馬神事では人が多くてほとんど見えなかった・・・
今回、こちらは流鏑馬なので的に向かって弓を引くわけですが、
私たちのいるところからは観客が「わ~~っ」といえば当たったのだな、とわかるレベル
う~ん、知らずに来て雰囲気を味わえたのだから、ラッキーということでしょう

さて、近江神宮は昭和15年創建。案外新しいですね
祀られているのは天智天皇つまり中大兄皇子
天智天皇は667年飛鳥から近江へ都を移しました
その5年後、壬申の乱のために廃都となりましたが、その5年が近江にとって発展の土台となりました
天智天皇は、最初の時計、漏刻を作ったことで有名
なので、時計関係のものがいろいろあります
また、小倉百人一首の最初の「ちはやふる・・・・・・」が天智天皇の御作であることから、
ここ近江神宮では重要なかるた大会が開かれます
またそれだけでなく、「ちはやふる」という競技かるたを題材とした映画のロケ地にまでなりました
たくさんの歌碑があります


「さばえ交通」の観光バスが止まってたのは、やっぱりかるた関係の旅行かな?
(鯖江って、福井県鯖江市で、福井県はかるたが盛んなことで有名です)
石段のうえにどーんと楼門が見えます

この石段は、「ちはやふる」の中で重要な場所らしい (by おとーさん)
石段の横には、こんな時計関係のお名前が

楼門の奥に外拝殿、内拝殿、本殿と並びます

また、百人一首関係の展示もいろいろあります

これは、北海道の下の句かるたの札

近江勧学館というかるたの聖地(!)にも入ることができます

「ちはやふる」を見たり読んだりしたことのある人にとっては、「お~~~っ」っていうものが並んでいるようです






私はというと、お土産に「ちはやふるせんべい」を買いました
百人一首のかるたの形になってます
で、写真撮る前に食べちゃった・・・
さて、境内に戻り、今度は時計関係のものを拝見します
オメガ社から奉納された、漏刻

日時計

中国で使われていた古代火時計はロレックス社が奉納

時計館宝物館という建物があり、古い時計など貴重なものが展示されていました
いろいろな時計会社から毎年新作の時計が奉納されるらしいです

帰りがけ、石段でどこかの高校生たちが記念撮影をしていました

もしかして、全国大会めざしてるかるた部の皆さんだったりして・・・・ね