Cora Vaucaire "Les feuilles mortes" (version originale) Prévert/Kosma
コラ・ヴォケールで枯葉。
枯葉は興行的には大失敗の映画「夜の門」のなかでイヴ・モンタンが1946年に創唱したことになってるけど、詞を書いたジャックプレヴェールは、いや1945年にコラが創唱したんだと言ってる。歌がヒットするのは、シナトラとナットキングコールがアメリカで大ヒットした後で、本家はこちらだとジュリエット・グレコがヒットさせ、モンタンも負けじと歌いなおした。まあ、評論家たちはそう歴史をまとめてる。
日本のシャンソン評論家の芦原英了は、ダリダとともにコラ・ヴォケールが大のお気に入りでNHKの日曜日の午後のシャンソンではコラを紹介しまくってくれたので、中学生だったCakeaterもレコードさがしたけど、辺境都市仙台じゃ1枚しか手に入らなかった。個人的にコラとイヴがシャンソンのスタンダードなんですね。
アメリカンの方のスタンダードがナット・キング・コールと若いころのフランク・シナトラとアンディ・ウイリアムスなんですね。(おっと脱線した)
単語の一語一語がクリアに発音されてそれで歌の情感が失われない、上品すぎるきらいはあるけど、最高レベルの歌手です。