大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

”これでいいのだ”

2024年08月20日 08時39分51秒 | 日記

朝晩一気に涼しくなる。
蝉がよろよろと歩いて夫の手に乗ってきた。 
生れたばかりなのか?飛ぼうとしない。 

                      

夜珍しくスズメバチが3-4匹家の中を飛び回っている。
ドアを開けていたから入ってきた。

電気の光に群がっている。 
部屋の照明を消し外を明るくして誘導を試みる。 
なかなか出ていかず、よもぎの葉をもうもうといぶして煙で追い出し作戦。
出て行った。うっかりすると遊びに来る。呼んでないのに。

今年は何処に巣を作っているのか?

暑さが続くとき、草を刈らない。
草が土や作物を日照りから守り、朝露夜露の水をくれる。
雨が続くときにも草は刈らない。
草たちが根から水を吸い上げ作物を根腐れから守る。
この事は”僕らはみんな生きている”を実感する。
”生きているから嬉しいんだ”を実感する。
そうして、天候もちょっと落ち着いたので畑に行ってみるとギャギャギャーー!!の草だらけ。
しかし、(これでいいのだ・・)バカボンのパパ境地。心の底から笑いがこみ上げてきた。

小豆畑にカマキリがいた


頭爆発、30年ぶり。

2024年08月12日 06時22分24秒 | 日記

 

                            ⛄涼しい、、、涼しい、、、、、

暑い、、、、、暑~~~~い、、、、、、、、
暑いとダメ。何もしたくない。。。。 
家の中でゴロゴロ、だらだら、、 
が、落ち着かず、
タオルを1/4に切って縁をほつれないように綿の糸で編んで
台ふきん作り。真っ昼間ゴロゴロする罪悪感を中和。 
クロも暑くて元気がない。寝そべってだらりとしている。 
「腹が冷たいな、、」夫がクロの腹をヨモギ湿布で温めはじめた。動かず気持ちよさそうだ。
いつもは敵対しているランボーがクロの周りをそわそわと歩いているがクロは反応せず。
夫を独り占めしているクロにじっと視線を向けて何を思っているのかマル。
四者の様子をそのまた外側からじっと観察する。
クロはしばらくすると頭を上げてよたよた歩き始めた。
そろそろ13歳?グーグルに聞いたらニンゲン年齢68歳って。同い年だ!クロいつの間にかお爺さん?

今年の春先、ふと入ったカフェで入り口に置いてあった雑誌を持って席に座りパラパラめくる。
年配の素敵な女性の横顔の写真が目に飛び込んできた。
「あ!!この髪型にしたい!!」と衝動が来て、すぐにサチコサンにその写真を送る。
「サチコサンこの髪型にしたいの。いつ予約できる?」
「ひわさん、これパーマだよ。いいの?」
「いいのいいのパーマかける!!」
いままでずっとカットのみ。シャンプーも使わずお湯洗いのみ。仕上げの良い匂いのなんとかも無し。
つい今し方までパーマをかける予定も、あこがれも、一切無かったのに瞬時に何かがひっくり返った。


「まだちょっと長さが足りないからこんな感じかな」
「いい!いい!ステキ!かわいい!!」30年ぶりのパーマ!さっきまでの髪型はもう思い出せない。
で、数日は何となく注意していたけれど、夜温泉で髪洗って乾かさずに寝て起きるとびっくり!
頭が爆発している。オザワセイジか?ベートーベンか?はたまたイシカワゴエモンか?
だがしかし、その髪型が無条件に気に入って楽しくって嬉しくって笑いが止まらない。
どうした?一体何がどうなった?
もちろんあの写真の素敵な女性とはほど遠い。彼女は日本人でフランス在住の有名な人のようだった。
身の程知らずと思われようが、彼女のステキさに触れなければこの自分には出会えていない。

いつもならそのカフェには行かない。コーヒー飲みながら雑誌を見ることも全く無い。


ランボー・チェン

2024年08月05日 07時58分24秒 | 日記

朝から蝉がじーじーと鳴きすでに夏の終わりを感じる。
が、暑さはここで終わらないだろう。油断禁物。 
一週間前、夫が朝餌やりに鶏小屋を覗くと産卵箱の中で めんどりが倒れていた。暑さで弱ってしまったらしい。 
キツネやトンビが来るので外に出してやらなかったが日中は草の中で遊ばせてやればよかった。 
めんどりを失っても雄鶏は毎朝雄たけびをあげ、 
一日中「コケコッツコオーーーー!!」と叫んでいる。
めんどりがいるときもそうだったのに、今はそれが悲しみの雄たけびに聞こえてきて同情し
雄鶏を小屋から出した。解放感でそこらじゅうを自由に走り回る。町道を闊歩する。
クロには挑戦的。犬小屋周辺に我が物顔で侵入する。クロは遠慮がちによけている。
マルとは敵対せず。至近距離でもお互いまったく無関心状態なのが面白い。
しかし雄鶏は少し草の中にいたと思うとすぐに玄関の前に陣取ってそこで大声を張る。うるさい。
玄関に置いてある台の上に乗ってフンをする。追い払ってもすぐに戻ってくる。
もっと悪いのは歩いていると追いかけてきて硬いくちばしで襲い掛かってくる。けっこう痛い。
夫が長靴をボクシングのミットのように盾にしてひとしきり雄鶏の相手をしてやる。
「いいかげん付き合うとハアハアと息が上がっておとなしくなる」と得意気に言った。
「近頃だんだん手加減してきた」らしい。
犬や猫が程度が解らず噛んでくる時期を経て甘噛みしてじゃらけるように雄鶏も変化した。
実はただ無邪気に遊んでいるのか?


そうして雄鶏はその乱暴さが買われ〈ランボー・チェン〉と命名され、番犬ならぬ番鶏の任に着く。
チェンはジャッキーチェンからもらった。その力をみんなの幸福に使えるようにと願い。。。

奥さんを失い、妻を守る為の力を発揮する機会を失い、暇を持て余したランボーは夫の長靴をサンドバック代わりにトレーニングに励む。

 

 

 


始まる。トマト収穫

2024年07月29日 17時49分07秒 | 日記

朝晩は寒くなり窓を閉め布団を掛けて寝る。
夏はあっけないな、あんなに暑いとブーブーぼやいたのに。
初めての田んぼに植えた稲に花が咲いた。 
ハウスの中のトマトがいつの間にかジャングルになっている。
種まき大好きなYちゃんが春先にるんるんと種を蒔いたので、
これでもかという数の苗ができて、これでもかと植えた。 
10種類はあるトマトの苗の上にそれぞれの名札をぶら下げた。 
毎年苗を植えるときにその横に10cm長さの名札を立てるが大きくなると結局それは無意味になる。
そこでYちゃんが名案を閃かせて七夕の短冊のような名札をトマトを吊っているワイヤーに結んだ。
従来の丸くて可愛いものから黄色、紫、オレンジ、、それぞれのトマトの名前は上を見たら分かる。
が、収穫をはじめたらいちいち見上げてなるほど、と言っている暇が無い。下を向いてただただ収穫。

いよいよはじまる収穫期。まいにちトマトが夢に出そうだ。考えると恐ろしい。ごろごろダラダラしていられない。ブルブルブル

ひなが巣立ち、空になった巣をちょっと観察してみた。 

女手一つで枯草を運んで組み立てて、そこに卵を産んで、温めて、餌を運んで、外敵から守り、2羽を一人立ちさせた。

じぶんはそんな尊い大事な仕事をぜんぶ他人任せだったな。。。野鳥の奥さんの前では恥ずかしい限り。。。。