クロが帰ってきた。 3日間の家出だった。
金曜の朝五時半、外で吠えているので(お!)っと飛び起きたら、駆け寄ってきた。
体に傷は無いようだ。。。
足取りもしっかりしている。どこでどんな体験をしてきたのだろう。
わたしの股の間に頭をすっぽり埋め込んでしばらく甘えている。
いつ帰ってきても食べられるように玄関前に置いたご飯の鍋は寒さで凍りかけていたのでお湯を沸かして注ぎ溶かす。
いつものようにがつがつと夢中で食べてはいるが、食べ切らず残した。
冒険の緊張感と家にたどり着いた安堵感で胸いっぱいか?。。。
それとも、どこかのお宅で高級カリカリをごちそうになり歌って踊って、しばらくいっしょにあそんだり、浦島太郎かどんぐりころころ状態か。。。。
まったくね、、、別なお宅でいい匂いのするお姉さんに、素敵なリードを付けてもらってお散歩なんかしたのかな。。。。。
やっぱりいつものくず米飯と薪のにおいの母ちゃんが恋しくて、乙姫様が止めるのを涙で振り切って全力疾走してきたのか。。。。。
胸騒ぎ等は無かったから、遊び疲れたら戻ってくるだろうとは思っていたが、3日間なんだね。人も犬も三が一区切り。。
3のつくことわざを調べてみた。一番最初にヒットしたのがこれ、クロにピッタリ。面白すぎる。
雨垂れは三途の川=家から一歩出れば、どんな災難や危険が待ち構えているかわからないということ。
軒下から落ちる雨垂れが三途の川のようにあの世とこの世の堺だから、家から出たら十分注意せよという戒めの言葉。
三のことわざは沢山あって、ここにはとても書ききれず。また折に触れての引用に使い道ありすぎて楽しみだ。