日中温かい日が続く。空気の匂いも春だ。
からだも心も何かしらウキウキする。
夜、鼻歌まで出てニヤニヤしているじぶんに(どした?)
あ、今日は立春だ!節分さえ忘れていたのに、、
身体は知っていた。
「とーちゃん、今日ウキウキしてる?」
思わず夫に確認してみたくなる。
「べつに」と、何言ってんだとばかりのそっけない反応。
なんだ、鈍感な奴め、やっぱ女の身体は精密だな。ひひひ、と有頂天になった。
次の瞬間
あれ?そういえば今日夫は何やら新しいことを思いついて行動を起していたぞ、、、
(まったく、見切り発車もいいところだ・・)と内心鼻先で笑っていたが、あれは立春反応?
昔、飼っていたニワトリが冬場は全く卵を産まなくなり
「あした喰うか」と皆で脅しをかけたら翌日突然産んだ。それが立春だった。
脅しに反応したと笑っていたが、たぶん立春のお知らせだったという方が自然かも知れない。
この星に存在している限り自然界のリズムから外れることは出来ない。
脳は目先の現象を処理することに忙しくてもカラダの細胞は自然の理にそって仕事をしている。
意識しようとするまいと心臓が動き続け、呼吸が繰り返される。
以下↓ 官有謀(カンユウボウ)著「足の汚れ(沈殿物)が万病の原因だった」文化創作出版 より抜粋
《しかしなぜ心臓が動くのか。それはすべてのものが渾然一体の無極、
やさしくいえば宇宙ですが、
それが生み出す波浪(ハロウ)によって動いているのです。
波浪とは、一種の宇宙エネルギーと言えましょう。
これは1分間に18回のエネルギーの波を持っています。
海の波は風がなくてもおこり、1分間に18回、岸に打ち寄せます。
人間の身体がこの波浪を受けると、
やはり1分間に18回の反応を起こします。
これが肺が一分間に行う運動である呼吸です。
宇宙エネルギーである波浪は「陽」、人間の肺の運動は「陰」。陽と陰が結びつくと熱が起ります。
陽の波浪18回を受けて陰のからだの肺が18回動く。この二つを足してごらんなさい。
体温の36度が生じます。
体温もエネルギーです。この体温が心臓に届くと拍動が始まるのです。
エネルギーが完全に使われる状態だと、そのエネルギーは臓器によって2倍に活用されます。
心臓の鼓動はいくつか。
36の2倍、1分間に72回でしょう。
そして、血液循環が始まるのです。この世に存在するものすべては宇宙の一部。。。。。。。。。。。》