大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

秋深まる・・・

2022年11月07日 11時03分25秒 | 日記

「りんごは外でも良さそうだな」 
今まで6-7度の冷蔵庫で管理していたものが、冷蔵庫内の温度より 
倉庫の中が低くなる。これからは冷蔵庫は凍らせないための温蔵庫。 
反対に薩摩芋や生姜など、低温に弱いモノは別な場所に移す。 
いよいよ冬の気配がじりじりと忍び寄る。どきどきドキドキ 
二階の天井がカサカサ、カサカサと鳴って、(なんだあ??)と見上げると無数の糸トンボが暖かい天井で群れ飛んでいる。 
この時期家の中は糸トンボ、カメムシ、ハエ、蝶、ミツバチ、、皆、うっかり生き延びたため暖を求めてさまよっている。 
日中は陽の当たるガラス戸の熱に喜んでいても、夕方になれば一気に冷え込んで、逃げ遅れれば冷えたガラスの下に真っ逆さまだ。 
朝カーテンを開けると窓の下に大量の糸トンボが折重なっている。たぶん窓の向こうの赤や黄色の葉に見とれていたんだろう。 
夜はじっと温かい場所にいて、朝になると生き残ったものがカサカサと天井で飛び回る。結局、それでも数匹は春まで生き残る。。いのちの底力。 
 
(あ、まだ残ってる。。。)おととい食べて食べきれなかったおはぎが一つ、蓋付きの入れ物に入れて台所の窓辺に置いてある。 
夫は留守だ、残っているそれを、今、ひとりで食べてしまおう。。。。ひひひ 
お湯を沸かして、お茶を入れて、、、さてさて・・・と蓋を開けたら 空っぽだった。白い敷紙がばつ悪そうに目をそらせた気がした。 
なんで、これがおはぎだとわかったんだろう? 何気なく、さりげなく置いたのに。。いつ食べた? 
で、空になった入れ物を片付けもせず、そこにそのまま置いてある。 
おはぎにそれ程執着は無いが、傷む前に食べようと決めて、それなら番茶にするか、緑茶にするか、それともコーヒーにしようか、、、、 
などと 口の中におはぎが入ったとき、今のからだが欲する飲み物を心を静めて吟味した。その時間を返して欲しい。 

あちら側目線だと(たしかまだ一つ残っていたはずだが・・なんだ、、こんなところに隠してあったか)となるのか?

夫はおはぎに目が無い。あんこ好き。街に出かけるたびに、おはぎ20%引き、30%引き等のシールを見れば買わずにいられない。 
廃棄されるくらいならじぶんが、と救済意識なのか、ただただ割引シールへの条件反射なのか、聞いたことは無いが。。 

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