大荒れの一週間が過ぎたら毎日晴天。
真っ白な世界に太陽が降り注ぐとその美しさにうっとりする。
今年は家の前の町道を除雪する業者が変わった。
雪が降る前に大きな機械で数人の男の人が来て
除雪の邪魔になるからと道沿いの木の枝をガンガン払っていった。
(乱暴だな。。。)と胸がドキドキした。
そうでなくても毎年毎回除雪車が通った後は、入り口に固い雪の塊が壁のように積まれているのでそれをスコップで
崩して車が出入りできるようにするのは一仕事だった。最近は田んぼで使っていたトラクターで夫がガガガーっと押して
妻のやることはなくなったものの、町の除雪業者に対してはなんとなく悲しい気持ちが残ってしまうのだ。
ところが、今年の除雪車は毎回家の前で何度も何度も切り返して入り口に雪の塊を残さないようにしてくれる。
道の横にある駐車スペースまで除雪してくれる。
先週ちょうど除雪車が家の前に向かってきたところに出くわした。感謝を込めてせめて笑顔で挨拶しよう。。。と待っていると
家の前で止まり運転席からおじさんが降りてきて「入り口をもっと拡げた方がいいかい?」と聞いてくれた。
そして入り口を目一杯拡げてからニコニコとまた町道の雪を大きな除雪機で押していった。
なんてことだ。この町にこんな人がいた。こんな風に仕事をしていたら楽しくって仕方が無いんだろうな、、顔に書いてあった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます