退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#401:思いつくままに。

2014-11-16 07:26:38 | アメリカ便り
今回の日本滞在も後1週間ばかり。

友達、知人のありがたみを再確認した反面、母親ヨリさんの加速した老いを感じました。
一日のほとんどを、何かしようと誘わない限り寝てすごしています。
顔もぼけ老人のそれになって来ています。
自分でも加速されてきたぼけに気づいているようで、時々、“はっと”して何かをしようとするけど、しようとするその動作の最中に"はっと”したことを忘れ、結局は“ソファーでゴロン”となる。
この“はっと”もなくなり、丸っきりのボケ老人となるのも時間の問題でしょう。
来春に帰って来た時には、ヨリさん、どうなっていることでしょう。
以前も言いましたが86歳と言う年齢を考えれば、意欲を持てと言うのは無理なことなんでしょうね。
ま~、なるようになると思っているのが一番。

この築45年のぼろやの改築話も着々進んでいます。
来週、建築会社経営の親戚がやってきて、プランの再確認。
来春帰って来た時には、こぎれいな使いやすくなった家となっていることでしょう。
でも建築会社を親戚に持って、私みたいななまくらな人間には好都合です。
すべてをちゃんと決めてくれました。
なんてったって還暦の私。
これからを考えると新築より改築です。

大量の死んだ犬、やせ衰えた放棄犬が、最近相次いで見つかっています。
流行により大量生産のため飼育されていた犬が、必要ないものとなってこのように悲惨な姿となって私達の目の前に出てきたのです。
イージーマネー(容易な収益)を狙ったブリーダーのとった無責任な行動は、“犬大好き”人間の私にとっては、“極刑”に値する犯罪です。
勿論、一番悪いのは放棄をした者達ですが、そういった行動を誘ったのは、不自然な理由で流行犬を生み出し、それらを狂ったように買いあさった一般人にもあるのです。

エリマキトカゲも一時期流行しました。
おかげで、オーストラリアのエリマキトカゲの数が減少したとか。
何とか亀、サルもはやったし。
ハスキー、ゴールデンレトリーバー、ミニチュアダックスフントもはやりました。
長生きする動物、正しい理由で選択し飼って欲しいと思いますが。
私の住むセントルイスでは、この10年くらいで、犬を売っているペットショップがなくなりました。
ペットショップで売られている犬は、ペットミルという、子犬製造工場(?)から連れてくるのがほとんどだったため、非難を浴びたからです。
だから犬が欲しい人は、新聞などでブリーダーを見つけたり、各種のレスキューセンターで犬を見つけたりします。
最近、良くボランティアーによって運営されているドッグレスキューが、ペットショップで場所を借りて、捨て犬の親御探しをしているのをみかけます。

この辺で、ペットの定義と言うものを考え直す必要があるのでは。

ところで私のペットちゃん達は地球の反対でどうしているでしょうか。
もうすぐ帰るから、もうちょっと必要最低限の運動、我慢してね。
帰ったらお母さんがまた毎朝5キロの散歩をしてあげるので。

ハブグレジュンタのマミー