退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#877: 日本的な 迷惑感覚とアメリカ的な迷惑感覚

2017-06-26 21:51:02 | アメリカ便り
昨日、10時間運転して無事ウエストヴァージニアの娘のアパートに着きました。
今年で3回目です。
10時間運転、そのほとんどが1110-120キロ/時近く出してのドライヴ。
ハイウエイ70をセントルイスからウエストヴァージニアに入るまで東に東に果てしなく運転。
交代交代でやっても疲れます。

今日は朝8時から5時まで娘が病院でオリエンテイションを受けている間、私は掃除洗濯に勤しみました。
こんなことを63歳でまだやっている私。
63歳といえば孫のお世話をしていてもよい年でしょうに。
私は娘、息子、モルモットのお世話ですから。
子供はやはり若いうちに生んでいたほうがよかったかな~とも思いますが、、、
いや、これでよかった。
若いときに子供を生んでいたら、きっと小児虐待で捕まっていたでしょう。
娘も自分の子供時代のひどさは十分知っています。

さて“迷惑”という言葉、久しぶりに聞きました。
それも娘から。
私が先日娘を連れてショッピングのため運転をしていたときのことですが、駐車場から道に出た時、道を走っている車の間を割って入っていきました(十分車間はあいてました)。、
私にしてみれば、普通でしたが、娘は“お母さんあれは迷惑だったよ”というではないですか。
“迷惑”、久しぶりに聞く言葉だな~、としばし、その意味をかみしめました。
マナー的に考える“迷惑にならない”はアメリカでは普及しているけど、“思いやり”を考えた“迷惑にならない”という感覚はアメリカにはないのではないでしょうか。
それをアメリカ娘(半分は日本人ですが)が日本人的思いやり感覚で“迷惑”を感じるとは。
私の育て方がよかったんですね:)
ちゃんと日本人的繊細な感覚を持ち備えている。

私がしばし考えなければならなかった日本人的“迷惑”感覚を娘に指摘されるとは。
40年のアメリカ生活、やはり長すぎたかも。

この娘の日本人的繊細さはアメリカではわかってくれる人があまりいないようで、人間関係で時々悲しい思いをしています。
息子も日本人的繊細さを持ち備えていますが、性格がゆるいので大丈夫です。

ウエストヴァージニア近くで虹が見えました。








ハブグレジュンタのマミー