退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1795: 本能

2023-03-31 08:17:32 | アメリカ便り

おはようございます。

只今、京都駅前のホテルで朝を迎えています。

26日夜9時半に羽田に到着し、❝うっそ~❞と私に第一声を発せらせるほど込み合った入管を3時間ほどかけ出てきました。

私はチェックインしたスーツケースを宅急便で自宅に送らなくちゃいけない、という口実を付け日本国パスポートで短時間で難なく入管通過。

顔パスの自動通過でした。

羽田第3ターミナルがオープンして間もないためなのか、入管システムが確立されていない、そして水際対策が緩くなり一挙に外国人の入国が多くなったためという因子が重なりこういう状態になったと思います。

ラインもなんもどうなっているのかわからないほどぐちゃぐちゃ。

ずるがしこいインド人は隙があったら列に割り込もうと、目を光らせていました。

とにかくひどかったですね。

6月に娘とアメリカへ帰国した際のシカゴ入管時の地球一周するぐらいの人の列を思い出しました。

とにかく夜中の12時半ぐらいに皆無事ホテルの部屋に収まりました。

中国本土からきている中国人はそれほど多くなかったと思いましたが、東南アジア系、それからヨーロッパ人が多かった気がします。

やはり中国本土、いくらシュウキンペイが威勢のいいことを言っても経済がひどいことになっているんでしょうね。

自国からどんどん外国資本の会社が逃げて行ってます。

それにつれて中国経済はめちゃくちゃになっていると思います。

おまけに軍事には今まで以上に金を使っているし。

 

今、朝のテレビを見ていたら、新しい言葉❝異次元の少子対策❞という言葉を耳にしました。

これまた日本らしい発案ですね。

まずは建前を大事にする。

私としては建前より中身を大事にしてほしいんですが。

❝異次元❞でなくていいですよ、❝現次元❞でいい中身だけしっかりしていれば。

テレビではいろいろ対策を語っていました。

そりゃ、過去30年給料が上がっていない社会を見ると、いろいろ子育て支援が出てくるのはうれしいことです。

でも昨今、異次元のものの考え方をしている若者を相手に、こういった❝名前だけい異次元の現次元的対策❞をしてても変わるんかい?。

LGBTQといった男か女変わらない異次元の人間が増えて、動物の本能である種族保存という大切な役割もどこかへ行ってしまった昨今。

子供を育てるという苦労より、シングルで自分の好きに生きるという生き方を選ぶ若者に、❝ほら支援金だ❞とか❝こんな優遇もあるでよ❞とか言ったって通用しないと思います。

子供を育てるということは仕事より大変、ということが身に染みて理解できている私が言います、❝子育ては地獄です、でもその地獄の中に時々訪れる天国が地獄のような生活を打ち消してくれます❞。

それだけ、子供を産んで育て、子供の成長とともに年を取っていくということは何とも言えない喜びであり、自然の成り行きと思います。

今の若者にそのことをわかってほしいです。

刹那的楽な、そして楽しい生活を追うのも個人の勝手ですが、そんな生活の先には何が残るでしょうか?!

もうずいぶんになりますが、日本から当時48歳ぐらいの女性が人工授精を受けにやってきたことがあります。

私は通訳などのお手伝いをしましたが、この人が言っていたことがまだ頭に残っています。

❝私には年老いた母しか残っていない、その母が亡くなったら私には何もないと気づいた時、急に子供が欲しくなった❞。

この人会社を経営していて、金には困っていなかった人ですが、なんでも手に入る人にこういうことを言わせるとは。

だから子育ては物理的なものじゃないんです、精神的な喜び、つまり形にはならない喜びなんです。

それをいくら異次元の少子対策とか言ったって物理的に解決しようとする。

LGBTQ真っ盛り、人間としての本能を打ち消す社会環境の中で、❝本能をとり戻す❞環境にするには異次元じゃなくて、日本人であることのありがたさを現次元で教えることが大切と思います。

別に乃木将軍みたいになれとは言ってませんよ。

ハブグレジュンタのマミー