退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2003: 井の中の蛙 Vs. 故郷は遠きにありて思うもの

2023-07-17 10:30:03 | アメリカ便り

おはようございます。

今日はちょっと曇り気味です。

30度を超える毎日ですが、家の中にいればへっちゃら。

一応電気代やらSave Energyを考えて、家の中では一般家庭よりは高い温度に設定しています。

一応、❝え‼、これがアメリカのリサイクルなの❓‼❞と驚くようなリサイクル(❓)もやってますよ。

はい、そうなんです、納豆の容器まで洗ってリサイクルするような日本のリサイクルとはまるっきり違う手抜きリサイクルなんです、アメリカのリサイクル事情は。

ドラム缶よりちょっと小さめのプラスティックの入れ物に、リサイクルするものを全部一緒に突っ込むんです。

はい、瓶、プラスティック容器、紙、段ボール、アルミ缶等全部を一つのでっかいリサイクル容器にぶん投げるんです。

つまりアメリカ得意の糞味噌一緒のリサイクルなんです。

そして週一回やってくるリサイクルトラックが、そのでかい容器をトラックから出たアームで持ち上げ、逆さにして中身だけをトラックに放り込むんです。

日本のごみ収集職員の機敏な動作を目の当たりに見ている日本人には何とも気の抜けたごみ・リサイクル収集なんです。

実にアメリカ的おおざっぱなリサイクルです。

 

先日世界の国の幸福ランキングで日本は47位だったそうです。

❝日本人って本当に平和ボケしてんだな~❞と改めて感じました。

日本人っていったい何が幸福かわかってんのかいな?、と私は不思議に感じますが。

あの隣国とのいざこざが日常的に起きているイスラエルの幸福ランキングが4位というのもおかしい話しですが、世界中から犯罪のない平和な、そして国民は❝おもてなし❞で親切な国、落し物は財布でさえ持ち主に戻ってくる、医療は世界的にもハイランクで社会保険制度で安いから誰もがいつでも医者にかかれる(保険に入っていない外国人旅行者、特にC国人の無銭患者にも優しい)、老後の介護システムにしてもしかり、うまくておいしい食べ物がどこででも安く手に入る、そしてごみ箱がないのにゴミが落ちていない不思議の国と認可されている日本の幸福度が47位とは。

原因はきっと井の中の蛙状態隣の芝生はより緑状態、いや待てよ、きっと平和過ぎて(無知から来る平和と思いますが)物足りない状態、つまり欲望がでかくなっている、でしょうか。

私は幸福度に一番大切なのは、外からの流れ弾で殺されず、道を一人で歩いていてもぶん殴られることもなく、平和で毎日を過ごすことができること思っています。

アメリカの大統領から❝うさぎ小屋❞と馬鹿にされるような小さな家に住んだって、車を持たずとも多くの国民は歩いて毎日の夕食の材料を買いに行くことができるし、満員電車やバスに揺られても公共交通機関を利用して仕事にも出かけることができる。

休みの日にはバスやら電車を利用して観光地やら神社仏閣(私の趣味ですが)を見に行くこともできる。

アメリカみたいに80にも90にもなって、自分で車運転しなきゃ食べ物の買い出しにも行けないなんてことないでしょ、日本では。

私にしてみれば安い医療を受けることができる、そしてうまいものが食べれるということだけでも幸福度1位とは言いませんが、もっと高順位になってもいいと思うんですが。

そして老人介護を安く受けられるということも最高です。

日本は最高!、と考えるのは私がアメリカに住んでいるせいなんでしょうかね。

日本に住む日本人が❝井の中の蛙❞なら、さしずめ私たち外国に住む日本人は❝故郷は遠きにありて思うもの❞なんでしょうか。

❝感謝❞する気持ちをもって生活してください、日本人よ

ハブグレジュンタのマミー