退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#39: 今日はちょっとサイエンスです。

2013-06-08 19:58:25 | アメリカ便り
私は1977年にアメリカにやってきました。
まだ成田空港もオープンしていなかった昔々のことです。

そして無事学校を卒業してアメリカの会社に勤めることができました、
と言うより日本の会社で雇ってもらえなかったからアメリカにいるよりしょうがなかったのです。
そして勤めた会社は、どの会社よりも早く遺伝子組み換えコーンの開発をしていました。
 
このコーンは、害虫に耐性を持っているもので、簡単に言えば、このコーンを食べた害虫が死んでしまうと言うことです。
その後いろいろな種類のGMO(遺伝子組み換え食物)がいろいろな会社で開発され、いまやアメリカで作られているコーンの88%はGMOだそうです。ちなみに94%の大豆も、入っている遺伝子(これは除草剤耐性の遺伝子です)は違いますがGMOだそうです。

入社当時、“この会社夢みたいなことをやっているな~” と思ったけど、35年経った今 それが夢どころか超現実となってしまいました。

どうしてこんな話になったかというと、今日の新聞にオレゴンで、2005年に開発途中(野外試験)で研究を取りやめたGMO小麦(ラウンドアップと言う除草剤に耐性)が見つかったと書いてあったからなのです。
2005年に中止した時点でこのGMO小麦の種は処分したことになっているのですが。
政府も会社もこのGMO小麦がどうして生えてきたのかわからないそうです。

私としてみれば、記事を読む限り混入したようではない感じがします。
私自身GMOは健康面で安全だと思っていますが、これからはGMOの健康上の安全性と伴に管理上の安全性にもより万全を記せねばならないでしょうね。

今日2階のトイレにおいてあるドライヤーを使おうとして引き出しを開けてみると15センチぐらいのイモリが入っていました。我家のおなじみさんですが、引き出しに入っていたのは初めてです。玄関の踏み石のしたには、黒蛇が帰ってきたし。蛙はたべられたのでしょうか。。。

ハブグレのマミー



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1 コメント

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教育 (千葉)
2013-06-09 15:49:34
子供の教育はどこの国でも大変ですね。
選択肢を広げるーという考え方は私も同感です。
日本の学校では知識が重要視されていますね。が、社会に出て役立つ知識は軽んじられていると思います。
社会保障とか税金については学ぶ機会がとても少ないとおもいます。(国民が賢くならないほうが政治がやりやすいからでしょうか?以前、選挙に行かないで寝ていてもらったほうが良いと言った政治家がいましたが)先の民主主義ランキングの話にも通じるところですが。
都合よく給付は申請主義で、知らない人が損をする国です。
納税も全員が確定申告をするようになれば、使い方にももっと関心をもつようになり、選挙にも関心が高くなると思うのですが・・
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