パール柑がいつまでもなっています。柑橘系の豊富なビタミンCは抗酸化物質の一つで、タバコや放射線障害による活性酸素の発生を消去する作用がある
「イラ菅」や「遅きに失した感(菅)あり」などと悪口も言ったが、どうも菅首相はよくやっているような感(菅)じである。下記を参考にしたら菅首相が事故翌日早朝原発に入った点は評価できる。
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110404k0000m010149000c.html?inb=yt
先日週刊誌に原発事故に関して「A級戦犯5人の実名」という記事が載っていた。経済経産省の官僚や原子力安全委員会のデタラメ委員長、保安院、東電幹部、御用学者の原発推進派の人達である。12日へりで視察するも「総理、原発は大丈夫なんです。構造上爆発しません」原子力で飯を食っている最高責任者の高級官僚がそう言うのであるから、もうおしまいである。しかし菅首相は11日の夜に伸子夫人に既に「東工大の名簿をすぐに探してくれ」と頼んでいる。原発推進派の人々で構成されている官僚、東電、御用学者を信じていない証拠である(大正解)。単なる一現場職員の吉田所長の方が信頼されている。現場に聞けというのも産業医学の鉄則である。菅首相の言うとおりさっさとベントしないから爆発してしまった。海水注入も遅すぎた。廃炉を恐れたからである。事故が経ってしばらくして東電が「福島第一原発は廃炉にすることにした」とあらためて発表したのには仰天した。自分のことしか考えていない。放射能の住民の健康被害、国の国際的評価の低下、福島県の産業喪失等々を考えず、原発が使えなくなることに精神が集中していたのである。爆発したときからもう廃炉が決まっているのは正常な人間なら誰もが思うところである。後手後手に回り結局被爆するのは東電の作業員や下請け孫請けの人達である。福島50の美談ではすまない。
A級戦犯の多くは東大工学部の優秀な人達である。すなわち原爆を作ったきっかけとなったアインシュタインやガンで死んだキューリー夫人のような人達ばかりである(医者がいない、産業医がいない、生物学者がいない)。要するにガンで死のうが爆発しようが科学と経済発展こそが一番と考え違いをしている人達である。このことは菅首相も感じていたのではなかろうか。しかし、この経産省、東電、御用学者の壁は原子炉の格納容器よりも厚くそれを破ることも出来ず、菅首相は孤独なる宰相であったということである。菅首相には精神分析医の意見を聞きながら事に当たられた方がよりベターとアドバイスしたい。
ただ私達が気を付けないといけないのは、この壁が今後どうなるか(原発の存在は核兵器製造能力ともつながるので他の力もあり得る)と言うことと他の事象でも同じ事が起こっているのではないかと言うことである。自殺者が1998年より3万人を超えているが一向に改善しない。これも同じ理由である。経済発展が一番、自分で死ぬ人は問題外???政府や企業に責任なし???このことはまた改めて言及したい。