統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

己こそ己のよるべ、己をおきて、誰によるべぞ。よく整えられし己こそ、まこと得がたき、よるべなり

2011-05-05 00:55:02 | ドクターKの宗教問答(悟りのための医学)
ボケの花が咲きました

菅首相のことを擁護するブログを書いたら、アクセス数が上がるどころか書かない日より下がってしまった。よほど人気が低下している。先日もそこまで言って委員会で入院した方が良いとまで言われていた。菅首相の悪口が出ない日がない。しかし、今回の人災は菅首相によるものではない。長い官僚の増上満とそれを許し自らも朽ち果てた長い自民党政権ツケである。長くかかって出来た現象を今の人だけに責任を覆わせるのは不合理というものである。過去50年の間にかくも多くの天下りがある状況で、自分のことだけしか考えない頭のいい人がなした結果である。他人を攻撃するする人は自分の罪を否定する人である。悪党ビンラディンとはいえ、人を殺してお祭り騒ぎをする心境が分からない。2000年前と変わらない。日本もアメリカに石油を押さえられ戦争に持って行かされた。リメンバーパールハーバーと似たところがないとは言えない。

 患者さんが死んで医療従事者に文句を言ってくるのは、親不孝な子供である。親孝行な子はずっと看病しているから医療従事者の苦労を見ているので、医療従事者を評価し感謝している。患者が死んで突然見知らぬ家族がやってきて怒鳴り散らす人もいる。

 釈迦がキノコを食べて下痢をして脱水で死ぬとき、「仏陀が死んだら、一体私は誰を頼りに生きていったらよいのでしょう」とさめざめと泣くアナンに「アナンよ肉の身の私に頼るな、私の説いた法につきなさい」と諭す。その時の一説がタイトルの言葉である。法句経160。人の非を探すより、自分の心の弱さを知る事が大切。その時にこそ「良く整えられし己が出来る。

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