ぞうもつ日記

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2011-11-02 | 猫事情
末期腎不全第5ステージの宣告をうけた老猫ネオさん。
その後、自宅での毎日の皮下補液を続けた結果、
お医者さんもびびびびっくりの数値の改善を見ることができました。

BUN 186→38
クレアチニン 22.8→2.8

もともとの数値がですね、
よう生きてるなってぐらいの厳しい数字だったわけです。
貧血状態じゃなかったのだけが唯一の望みで。
その唯一の望みにかけての治療を行ったのですが、
とにもかくにも、輸液輸液輸液ざんまいです。

点滴という治療法を考えた人はほんとうにすごい!


と感激すると同時に
慢心があったのがいけなかった。
おれはやれるだの、ひとりでもやれるだの。。。。

徹夜ライヴから戻った朝方、
どうしても配偶者を起こせず、またひとりで
チャレンジした補液中、
注射針をいれたままの状態で椅子から
飛び降りられてしまいました..........

その時に傷ができたのか、
なにかいらんところにはいってしまったのか、
その後どうもうまく注射針がはいらなくなってしまいました。
皮膚も固くなっているようです。
日曜日夜もネオがいやがるので中途な量で断念。
月曜日も途中で断念。
火曜日朝はあまりにも痛がるので全くいれられない状態に。
ばい菌がはいって炎症など起きていたらやっかいなので、
そのまま断念。

まる1日以上補益を絶ってしまったので、
水曜日には無理矢理獣医さんの元へ。
静脈から3時間ほどかけていれてもらいました。
点滴前の検査では、残念ながら、再び数値悪化。
瀕死状態のときよりは全然よいものの、
前々回よりちょっと悪いぐらいの結果です。
本猫のストレスも相当なもの。
迎えにいったときには、病室のすみっこで
がくがくぶるぶる震えながら耐えてました。

ああああ、これだから、自宅治療の道を選んだのに。
なにをやっているのか。。。。。(号泣)

家に戻ってからも、
あんなに元気を取り戻していたはずなのに、
なんだかよろよろふらふら。
呼んでも返事がないし。
ご飯もほしがらない。
ここ最近自分からご飯を求めるようになっていたのに。

着実に体重は減りっぱなしなんですがね。

あきらかに元気に楽になっているから、と補液を続けてきたけど、
そして注射は投薬ほどいやがらずに
がんばって耐えてきてくれたけど、
もしも、本当に痛くてつらいのに耐えていたとしたら
無理な延命行為との境目が微妙になってしまう。。。。
なにがなんでも、腕をあげねば。
目をつむってでも注射打てるようにならんくちゃ。

といっても、リハーサルなし、一発勝負。
刺し直し厳禁!な行為。
徹夜明けの集中力のない時間帯にやるなんて
もってのほかだったかもしれない。
ひとりでやりたい、なんて勝手な自分の希望、都合、事情。
恥も外聞もなく誰の手でも使うべし!

明日からまた気を引き締めて、

打つべし
打つべし
打つべし!