細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

しょうが入りべにふうき

2008-10-14 23:20:40 | お茶・海苔のこと

最近、花粉が飛んでますね。いったい何の花粉だかなんて、考えても、すぐに口に出なくなってきている・・・・・今日この頃ですが(痴呆症かな)

つい先日、知人が、初めて花粉症になったそうなので、《しょうが入りべにふうき》を勧めてみました。


(;o;_;)o つら~い花粉症、アレルギー反応を抑えて、体内にも吸収されやすく、ヒスタミンの放出に必要な酵素のリン酸化も防ぐことが分かったという、研究結果がでているメチル化カテキンが豊富に含まれている《べにふうき》にしょうがの粉末を入れた強化タイプ。生姜は身体をポカポカにしてくれますので、これからの季節にもぴったり。

飲み続けてみないと、結果はわからないけれど、お客さまには好評です。


 


狂い咲き正宗

2008-10-14 22:15:21 | 読書メモ や・ら・わ行
刀剣商ちょうじ屋光三郎
狂い咲き正宗         著者 山本兼一

《内容》
江戸は芝日蔭町。奉行の家に生まれながら、刀に惚れて刀剣商に婿入りした光三郎が、持ち込まれた刀を目利きする。世の中、裏の裏に、また裏がある…。町人の目で武家のまやかしを一刀両断。 (紹介文より)



―――まずは、全体の姿をほれぼれとながめる。
(中略)
天上から雲海をながめる恍惚が味わえる。
   

―――
「・・・・・悪いとしたら、この世に生まれたのが、悪いのかしら・・・・」
「そんな人間なんかいるもんか。だいじょうぶさ。人はみんな、しあわせになるために生まれてくるんだよ」


―――
いいお天気ですこと。そろそろ海晏寺の紅葉がきれいでしょうね。


―――
「しかし、なんでもかんでも袖の下をはらえばすむという風潮は、なんとかならんのですか」
「ああ、そのとおりだ。たしかに、なんとかせねばなるまい。しかし二百年あまり、ずっとそんなふうにやってきた。今日いうて、明日かえられるものではなかろう」


“嘘”がいやで武士をやめて、刀剣商になったはずでは?と、つっこみを入れたくなる光三郎さんですねぇ。