細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

祈りの幕が下りる時   著者  東野圭吾

2016-02-11 23:12:55 | 読書メモ は行

《内容》

劇なんかじゃない これがわたしの人生。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが…。  (紹介文より)


冬芽の人   著者 大沢在昌

2016-02-11 22:03:52 | 読書メモ あ行

《内容》

彼を守れるのは、私だけ――元女性刑事の孤独な闘いを描く極上エンターテインメント! 殺人事件の捜査中の事故がもとで同僚を亡くし、その責を負って警察を辞めた牧しずりは、同僚の息子・岬人と出会う。彼がもたらしたのは解決したはずの事件に関わる新情報だった――次々と消息を絶つ関係者、事件を掘り返したくない警察。味方も武器も持たないしずりは、事件の真相に辿り着き、失われた人生を取り戻すことができるのか。  (紹介文より)


愛に乱暴   著者 吉田修一

2016-02-11 21:49:53 | 読書メモ や・ら・わ行

《内容》

これは私の、私たちの愛のはずだった――。夫の不実を疑い、姑の視線に耐えられなくなった時、桃子は誰にも言えぬ激しい衝動に身を委ねるのだが……。夫婦とは何か、愛人とは何か、〈家〉とは何か、妻が欲した言葉とは何か。『悪人』『横道世之介』の作家がかつてない強度で描破した、狂乱の純愛。本当に騙したのは、どちらなのだろう?  (紹介文より)


教場   著者 長岡弘樹

2016-02-11 21:25:43 | 読書メモ な行

《内容》

希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨まれれば最後、即日退校という結果が待っている。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。週刊文春「二〇一三年ミステリーベスト10」国内部門第一位に輝き、本屋大賞にもノミネートされた“既視感ゼロ”の警察小説、待望の文庫化! (紹介文より)


その鏡は嘘をつく   著者 薬丸岳

2016-02-11 21:24:20 | 読書メモ や・ら・わ行

《内容》

エリート医師が、鏡に囲まれた部屋で自殺した。その後、医学部受験を控えた一人の青年が失踪した。正義感に溢れる検事・志藤清正は、現場の状況から他殺の可能性を見破り、独自に捜査を進める。その頃、東池袋署の刑事・夏目信人は池袋の街を歩き、小さな手がかりを見つめていた。二転三転する証言のなかで、検事と刑事の推理が交差する。乱歩賞受賞が描いた、人間の心、とは。連続ドラマ『刑事のまなざし』の夏目シリーズ極上の感動長編! (紹介文より)


政と源   著者 三浦しをん

2016-02-11 19:04:42 | 読書メモ ま行

《内容》

東京都墨田区Y町。つまみ簪職人・源二郎の弟子である徹平(元ヤン)の様子がおかしい。どうやら、昔の不良仲間に強請られたためらしい。それを知った源二郎は、幼なじみの国政とともにひと肌脱ぐことにするが―。弟子の徹平と賑やかに暮らす源。妻子と別居しひとり寂しく暮らす国政。ソリが合わないはずなのに、なぜか良いコンビ。そんなふたりが巻き起こす、ハチャメチャで痛快だけど、どこか心温まる人情譚!  (紹介文より)

 

―――いつかきっと、俺も流れに運ばれ、流れによって結ばれたさきで、また親しいひとたちに会えるだろう、と。

―――死んだ人間が行くのは死後の世界なんかじゃなく、親しいひとの記憶のなかじゃないかってことだ

 


蛍草  著者 葉室燐

2016-02-11 09:12:09 | 読書メモ 

《内容》

父が無念の切腹を遂げ、母も逝き、ひとりのこされた16歳の菜々。女中となった菜々だが、敬慕する奉公先の主人・市之進が罠にかかってしまう。その首謀者は、菜々の父の仇・轟平九郎であった…。  (紹介文より)