細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

いよう!    著者 山田宗樹

2015-05-30 11:34:35 | 読書メモ や・ら・わ行

《内容》

激動の昭和を、誰かのヒーローになりたくて、でもなれないままに真っすぐに生き抜いた三人の男性。昭和のメロディーがきこえてくる人間賛歌。   (紹介文より)

 

―――思い出は、ときに残酷だ。現在の苦しみを束の間忘れさせてはくれるが、現実へと戻っていく瞬間に苦しみの再確認を強いてくる。思い出が美しければ美しいほど、そこから離れるときに痛みを伴う。苦しみを永遠に忘れていたければ、現実に戻ってくることを永遠に拒絶するしかない。


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