細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

森は知っている   著者  吉田修一

2015-05-26 19:06:30 | 読書メモ や・ら・わ行

《内容》

自分以外の人間は誰も信じるな――子供の頃からそう言われ続けて育てられた。しかし、その言葉には、まだ逃げ道がある。たった一人、自分だけは信じていいのだ。 南の島の集落で、知子ばあさんと暮らす高校生の鷹野一彦。東京からの転校生・詩織の噂話に興じるような、一見のどかな田舎の高校生活だが、その裏では、ある組織の諜報活動訓練を受けている。ある日、同じ訓練生で親友の柳勇次が、一通の手紙を残して姿を消した。逃亡、裏切り、それとも? その行方を案じながらも、鷹野は訓練の最終テストとして初任務につくが――。過酷な運命に翻弄されながらも、真っさらな白い地図を胸に抱き、大空へと飛翔した17歳の冒険が、いま始まる!ささやかでも確かな“希望”を明日へと繋ぐ傑作エンターテイメント!   (紹介文より)


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