0655「今週のおはようソング」(4/4~4/7)は
ロス・プリモスが歌う
「さらば高円寺」
1980年代歌謡シーンを覚えている世代は
朝からムード歌謡の衝撃に、狂喜乱舞したはずだ。
「にほんごであそぼ」から引き続きEテレを見ていた学童たちは、
なじみのないメロディラインに動揺したに違いない。
思えばわたしたちの子供の頃は歌謡番組が毎日のようにあり、
キャンデーズや百恵ちゃんの歌をきくと同時に、
望むと望まざるとにかかわらず、殿様キングスやぴんからトリオのド演歌をきいていた。
つまり大人には大人のうたがあり、子供には子供のうたがあることを
無意識に察して、年代や性別の異文化を受け入れる土壌があった。
今の子供たちには、演歌やエロい歌謡曲を聴く機会がない。
おとなとこどもの結界を知らずに育つ。
それは情緒にとって非常に残念なことだと思う。
されば、男と女の別れをムーディなビブラートで歌うことも
立派なエデュケーションだといえよう。
これぞEテレ!
ロス・プリモスが歌う
「さらば高円寺」
1980年代歌謡シーンを覚えている世代は
朝からムード歌謡の衝撃に、狂喜乱舞したはずだ。
「にほんごであそぼ」から引き続きEテレを見ていた学童たちは、
なじみのないメロディラインに動揺したに違いない。
思えばわたしたちの子供の頃は歌謡番組が毎日のようにあり、
キャンデーズや百恵ちゃんの歌をきくと同時に、
望むと望まざるとにかかわらず、殿様キングスやぴんからトリオのド演歌をきいていた。
つまり大人には大人のうたがあり、子供には子供のうたがあることを
無意識に察して、年代や性別の異文化を受け入れる土壌があった。
今の子供たちには、演歌やエロい歌謡曲を聴く機会がない。
おとなとこどもの結界を知らずに育つ。
それは情緒にとって非常に残念なことだと思う。
されば、男と女の別れをムーディなビブラートで歌うことも
立派なエデュケーションだといえよう。
これぞEテレ!