マッサージ探偵ジョー第7話「料理のツボ」2

その翌日、鬼島さんが愛さんの部屋で血を吐いて死亡する。
死因は毒殺。
新種のサソリの毒が使われたそうで、えらく足のつきやすそうなの使ったなー。
毒の入手方法もわからないのに、愛さんを連行するマネー刑事、そんな雑でいいの？
ジョーさんは、愛さんは犯人ではないと強く主張し、マネーと決裂。
独自の調べで、あぐりちゃんは鬼島さんともめていた２人の人物を見つけ出す（すごい能力！）。
あやしいのはさそりの毒を扱う研究所の科学者と、愛さんがもといたクラブの経営者。

潜入捜査のため、ジョーとあぐりは白衣姿の研究員に化けたり
ホステスに変装したり。
コスプレづいている中丸くん、ひらひらワンピにパーフェクトメイクで
ウケ狙いなしの真剣女装だ。いさぎよし。
中丸くんは普段は地味だと言われるのに、メイクすると派手な顔になるのね。

同じくクラブに聞き込みにきていたマネーたちと出くわしたジョーは
真犯人をみつけるためにふたたび手を組むことに。

結局、犯行はふたりの男の共謀で、面識がないと思われていたふたりには
“カバディ”による接点があったことがマッサージによって判明。
喉のツボをさわって、「カ」と「バ」と「ディ」を常人より数百倍多く発していた
ことがわかったとか、
カバディの素早い動きで監視カメラをかいくぐったとか、もう謎解きがあほらしすぎる。

めちゃ脱力してたら、そのあとにジョーさんが重要なことを打ち明けるシーンがあって、
なるほど被害者がてのひらを押さえていたのはそういうことか、
料理のツボとはそういう意味かと、一気にいろんなことが腑に落ちた。

前夜の回想シーンでジョーさんがおみやげの紙袋を持っているのにあったかいものを感じたり、
ジョーさんに教わったツボを一生懸命押す鬼島さんが
こわもてのおじさんなのにかわいかったり、
「カバディ」で油断しきっていたところにジーンとくる話がきたもんだから、
無防備に泣きそうになった。ここがほんとうのツボだったとは、やられた。

その後、愛さんは鬼島さんの願いどおり小料理屋を開店。パイナップル鈴木さんも
取材にやってくる。
テレビのまえで放送を待つジョーさんのわくわく顔がかわいい。
ちなみにジョーさんのひるごはんは、あいかわらずきゅうりだ。

ほぐす堂にも愛さんから差し入れの「肉じゃが」が届き、みんなが
食べる幸せをかみしめているところに、エコ婆のガラケーに黒服からメールが入る。
文面は、
「これ以上は待てない」
更に
「これは国家の問題だ」

マッサージと国家にどういう関係が？

エコ婆は「もうすぐジョーは覚醒する」と、ごきげんな顔文字入りで返信。
なんだか嬉しそう。
裏社会にも政界にも通じているエコ婆って、いったい何者なんだろう。
黒服は国の機関の人間なのか。何のためにジョーさんの力が必要なのか。

亀梨くん、いや正木誠くんは３０年後の人類のために結婚しなきゃならないし、
ジョーさんは国家のために覚醒しなきゃならないし、みんな大きいものを背負ってるのね。