温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のとうとう還暦ブログ。

12/10放送の「まじっすか」アルバイト4:門松作り

2017-12-15 12:15:21 | 「まじっすか」
289回目の「まじっすか」はアルバイト企画の第4弾。
ピザーラやくら寿司は制服だったが、今日は「つなぎ」姿で
仕事場は畑の中のビニールハウス。今が旬、門松作りのバイトである。
バイトといっても、基本、まわりの農家の方が農閑期に来ているのだろう。
常連っぽい、年配の方が多い。

この会社では、社長夫婦以下、スタッフ30名で
9月下旬から年末までに1200対の門松を作るという。
納期は近づいているし、竹は重いし外の仕事は多いし、時間と重さと寒さとの戦いだ。
中丸くんの苦手なものばかりだ。大丈夫か!?

まずはスタッフ一同の前で自己紹介をする中丸くん、
「KAT-TUNをやっています。」と、
ジャニーズ事務所のタレントでもアイドルでもなく
職業はKAT-TUNっていうところに、貫くものを感じる。

ベテランのバイトリーダーに教わりながら最初の仕事は、
屋外で竹を切って洗う作業。
竹を選別して切るのは経験者でないとできないので、中丸くんは竹を運ぶ役。
長い竹を二人で持っては運び、持っては運び。
重い重いと弱音をはいて、リーダーに怒られる。

次は切った竹の洗浄。
黒ずみや斑点をたわしで洗い落とすと、きれいな青竹が現れる。
寒風すさび小雨振る中での水仕事に「寒いな~」とこぼしてまた叱られる。
おかしら、厳しい。
「腕は良いんだけどな」と、その部分はおかしらにほめてもらって、
中丸くんはあとは気力で竹洗いに精を出していた。

門松作りの次の工程は、竹を土台に立て、土を詰める「竹立て」。
立てた3本の竹を縄でぎゅっと隙間なく締める「縄巻き」は、
指がちぎれそうなくらいな力と勢いをいれなきゃいけないらしい。
美しいものの陰には涙があるのだな。

ちから仕事もあらかた終わり、次は土台の藁に松をさす作業。
松さしを教えてくれる、こちらはやさしそうな老紳士だ。
松の枝は、土台の上段に長い枝をさし、中段は二又の枝を使ってボリュームを出し、
一番下は短い枝ですっきり揃える。

こういう作業のほうが向いてそうな中丸くんは、黙々と枝をさし、
初めてとは思えない高評価を得ていた。
ほかにも、わら縄で梅の形の飾りを編んだり、
年の神さまをお迎えする門松には、たくさんの人の手がかかっていて、
そのぶんありがたみも増す感じがした。



コメント
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