299回目の「まじっすか」は、世界を目指せそうなスポーツの第7弾。
今回はジャニーズWESTの小瀧望くんが助っ人で参加する。
ひとつめの競技は「フラッグフットボール」と言う、アメフトをもとにしたスポーツ。
アメフトと同じく攻撃と守備に分かれるが、タックルは禁止。
タックルの代わりにボールを持った選手の腰に付いたフラッグ(布)を取ると
攻撃を止められる。
最近は、小学校の体育の授業に導入されているらしい。
スポーツは全般得意と自負する小瀧くんは、守備をかわして走るのも、
味方からのパスをキャッチするのも上手い。
中丸くんはあっさりフラッグを取られたり、ロングパスを受けきれず後逸したりする。
アメフトのボールは手に当たるとすごく痛そうで、スピードのあるのや
痛いのが苦手な中丸くんには不利かも、と思う。
日本代表チームとの試合は、大敗はしなかったが1対1の引き分け。
小瀧くんは勝てなかったのが悔しくて舌打ちをしてしまったと、
多分Real Faceネタを入れてきたんだと思うんだけど、
中丸くんは普通にあははって笑っていた。
ここ突っ込まなくてよかったのか?!
ふたつめは、雪の斜面をキックボードみたいなハンドルつきの板で滑降する
「スノースクート」という新スポーツ。
スノーボードを2~3回やったことがあるけど殆ど滑れなかったという
中丸くんに、先生は、「う~ん・・、頑張ってみましょう。」
この時点でもう習得できそうに思えない。
案の定、中丸くんは直滑降はできても、曲がる方向に体を倒す斜滑降が
ふしぎなほどできない。本能が怪我をするリスクを避けているのか。
生き方はリスク背負ってるのにな。
小瀧くんに、どっちが早く滑れるか勝負しましょうと持ち掛けられても、
「(やらなくて)いいよ。」と闘争心がない。
意気盛んな後輩は「そんな消極的なジャニーズいます?」と驚き顔だ。
確かに中丸くんには、何が何でも前に出ようとする欲の強さがない。
たとえば目の前に川にがあって一本の橋しかないとしたら、
多くの人が押しかけて落ちそうな橋を渡るより、
別にもう一本橋を作るか、足がつくところまで行って、歩いて渡るかしそうな
感じがする。
将棋倒しになったり川に落ちたりする危険より
時間はかかっても安全な手段を選びそうな、私の勝手な思いこみかもしれないが
そんな感じがする。
ライバルよりも先に進まなければ生きていけない世界としても、
急がば回れで生き抜く方法だってあるんじゃないか。
そういうジャニーズがいたっていいんじゃないか。
結局、今回のスポーツはどちらも全く世界を目指せなかった。
こうなったら、豆を別の皿に移すスポーツを自分で作ってはどうだろう。