先日、日曜日の夜のことです~。
久しぶりに21MHzで南極昭和基地の声が聞こえてきました。
8J1RLは我が家で55~31とかなりのQSBを伴っています。
(約10年前に徳山下松港へ着岸したしらせ)
(南極観測船しらせからの眺め)
ビーム的にはおおむね200度方向のはずですが、
真南あたりがいい感じ、ただQSBが激しく定かではありません。
コールする局もそこそこいましたがQSBが激しく、
谷間でコールバックがあると聞き取れないと思いしばし静観~。
我が家へも強力な信号の1kw級?の局が次々とQSOされています。
そんな中、6エリア某局は何度もコールバックされているのに、
なぜか応答しません。
昭和基地のOPは、丁寧に何度もその局のコールを呼んでましたが、
その声には応答せず、オープンになると再びコールしています。
明らかに、この局はよく聴こえていないのに、
パワーにものを言わせコールしていると想像できます。
それが何回も繰り返されたのでそこそこのロスタイム、
なりふりかまわずで、ひんしゅくものです。
ほかにもよく聞こえてないなと思える局による、
チグハグなQSOも何度か耳にしました。
多くの局は55や53のRSレポートを送っていましたが、
昭和基地から戻ってるレポートはほぼほぼ59だったので、
パワー差があったのでしょうか、それとも~?
コールバックやシグナルレポートがとれない場合は、
個人的にはコールすることはまずありません。
一方通行のぶざまQSOになってはみっともないですからね~。
(かつてのQSLカード)
さらにワッチを続けていると8J1RLの信号が安定してきました。
呼ぶ局もまばらになった頃、これはイケるかもとコール!
なんなくコールバックがありました。
53のレポートを送ると、59のレポートが返ってきました。
信号はピーク時より弱くなってましたが、
ベアフットでQSOできました。
しばらくすると、さらに信号は弱くなってしまい、
QRTする頃にはコールする局もなく信号もカスカスになってました。
(フランスの南極基地)
品格のある運用をするかどうかは本人の自由ですが、
少なくともほかの局に迷惑が及ぶ行為はどうかと思います。
ただ、それも自由と言えば自由、それが今の現実かも知れませんね。
QSOできたとは、うらやましい限りです。
当局は、DX局とのQSOは、強くないと呼びません。出力差が、必ずあると思いますので。
強く入感がないと当局の変調は届いてないと思っています。100Wでは、難しいと思っています。
まぁ、コンディション次第ですが、強く入感している局とQSOが当局の無線スタイルです。
ほぼ、CQを出さないので、このようなスタイルになっています。
まさにコンディション次第です。
強い信号でなくても、コンディションのピークには強力になることがあります。
そんなタイミングをはかりながらコールすると意外にできることもあります。
コンディションを味方につけると面白いですよ~。