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浄土真宗の究極の幸せは、阿弥陀如来の極楽浄土に生まれ、成仏をすることであります。しかし、人間には、その幸せは理解できず、いつまでも、この世に生きていたいと願うのであります。しかしながら、私にも理解でき感じることが出来る幸せは、今であります。阿弥陀如来に導かれ、仏様にいだかれて、生きる幸せであります。お浄土に生まれなければ、幸せは手に入らないのではないのです。阿弥陀如来が、私の手をしっかりと握りしめて、一緒に人生を歩んでくださいます。毎日の日常の中で、幸せがあり、出会いがあり、苦しみや悲しみもあるけれども、その出来事一つ一つに、何も無駄な事はありません。それが、自分の人生の勉強となり、励みとなり、より深く人生を味わえることも、幸せであります。亡くなってからの幸せは、私にはピンときません。それよりも、人生の目的地は、お浄土に決めてくださっている、阿弥陀如来に導びかれ、毎日を歩み、生きてる幸せを感じ、南無阿弥陀仏とお礼させていただくのであります。それが、浄土真宗の現世利益であります。