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日本人の現在の健康寿命の平均値は72歳だと、先日お聞きしました。平均ですから、それ以上でも元気な方もいらっしゃる。その逆もいらっしゃる。数値からすると、私はあと20年位元気で働ける。住職には定年がございませんが、本当は、定年を決めといた方が良いと思います。そうでないと、次世代の方がいつまでたっても、活躍の場がないし、仕事もおぼえないのです。私は、心の中では定年を決めています。その後は、口出さないとそのように思っています。任せると言う事はそういうことであります。阿弥陀如来の救いに任せたら、私は、口出し無用です。ただ、住職と言うのは、歳をとればとるほど、ありがたがられるのであります。逆に、若いお坊さんは、ありがたくない。私も若い頃、そのように感じました。私は18歳で僧侶になったので、もうこの業界は結構長いのです。この業界はこの10数年で大きく変わりました、ただ変わったと言うのは、結局のところ、葬儀や法事やお墓に、お金をかけなくなった簡素化したと言うだけの話であります。
浄土真宗の救いは、死の解決ではあります。阿弥陀如来の救いによって、極楽浄土に参り、仏様とならせていただく、それが人生の目的だと言うことです。これは、これからも変わる事は無いのであります、もしこれが変わってしまったら、浄土真宗はなくなるのであります