Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

ミシュランのガイドブック

2005年03月25日 | 文化
ミシュランの旅行ガイドブックは多くの旅行ガイドブックのさきがけとなっています。
赤いミシュランと緑のミシュランの2種類があります。
赤はホテル、レストランを紹介したもので、これに載るか、載らないかで有名レストラン・ホテルで戦々恐々。
昨年は、あるレストランのシェフが、ミシュランの星がひとつ減ったということで、自殺をしまた。
ミシュランの星というのは、ひとつ星から三ツ星まであり、多いほうがいいのです。
日本でも有名なポール・ボキューズは星外となっています。

みどりのミシュランは、地方ごとに、*町の見所 *どのように歩いたら効率的に見れるか
などを歴史的背景などの説明を交えながら紹介してあります。
フランス人の大半はこのガイドブックを手に、説明を読みながら旅行しているようです。

私がフランスに来たころは、かなり専門的な本でしたが、この数年趣を変え、
説明が少し簡略化された気がします。
その代わり、いくつか、手ごろでお勧めのホテル、レストランの紹介が、
数少ないですがしてあります。これが、とてもいいんです。
今回のブルターニュ旅行も町外れの農家を改造した、家庭的で清潔で広いホテル
(日本でいったら民宿のようなものでしょうか)が、一晩二人で5000円で泊まれました。
朝食つきです。しかもとてもすばらしい朝食!いろいろな種類のパンに、
手作りジャムが3種類、コーヒー紅茶は飲み放題。
これだけでも着た甲斐がありました。