Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

結婚式

2005年03月29日 | 文化
先日、友人の娘さんの結婚式に行きました。
友人夫妻も、結婚する二人もプロテスタントです。
プロテスタントの教会は、質素です。
カトリックは金銀、大理石などを使って、きらびやかにしているのが普通です。

神父さんは友人をよく知っている方のようで、お話もよかったし、温かみにあふれていました。新郎新婦が話をするときに、新郎が声を詰まらせてしまい、みな思わず、涙ぐんでしまいました。

大変に感動的な結婚式でした。

手前に見える、ピンクの帽子をかぶっているのが、新婦の母です。
このつばの広い帽子をかぶるというのは慣例のようですね。

セレモニーに呼ばれた人は結婚のお祝いは一切持っていきません。そのかわり、セレモニーの最後に、若い子達がかごを持って招待者の所を回り、好きなだけのお金を入れていきます。小銭を入れる人もいるし、お札を出して、おつりをとる人もいるし、日本では考えられないでしょう?

昔からの習慣では結婚のリストというのがあって、ほしいものをリストにして、デパートの結婚コーナーなどにおいておきます。招待された人は、それを見て金額を決め、リストに登録します。
これはなかなかいいシステムだと思います。