Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

事件

2005年10月24日 | 生活
おととい、仕事を休んだ仲間は実は事件に遭遇してしまったからとわかりました。
いつもは絶対に休まない人なのでどうしたのだろうと話していたのです。

彼女の住んでいる建物の入り口で、刺傷事件がありました。
子供を学校に送っていき、13ヶ月の子供を抱いて建物に入ったときに
陰に隠れていた男がいきなりナイフで刺したそうです。十箇所以上も
刺されたとか・・・

叫びを聞いた仲間、近所の人たちが駆けつけ、お菓子屋のお兄さんが、
出血がそれ以上進まぬように処置したおかげで一命は取り留めました。
犯人は逃げ、近くのカフェのお客が大分追いかけたけれど、ついに
見失ってしまったらしいです。

さされた女性の手術は17時間にもわたっただったそうです。

そして今日は銀行強盗の話が新聞に載っていました。地方紙ですので、
あそこで?と、身近なだけに思わず記事を読んだんですが。

ピストルを持った男が銀行に入り、そこにいた銀行員と、お客をたてにし、
お金を奪い、客の一人を連れたまま、逃げようとしました。
その客が「銀行強盗だ!」と叫んだときに、近くにいた人が、
犯人がピストルを持っていることを知っていたにもかかわらず、
果敢にアタックして取り押さえ、さらにほかの人もそれを助け、
事は収まりました。
ウェスターンまがいのシーンだったそうです。

とても勇気ある行動だと思います。
見てみぬ振りをしなければ自分の命も危ない世の中ですが、
こういう人もいることは救いですね。