Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

だまされたかも???

2008年01月16日 | 生活
物乞いの人がすごく多いですが、いろいろなパターンがあります。

●信号の所で赤信号待ちの車に、「小銭をください」と書いた紙を
 持ってお金を乞う人

●やはり信号待ちで待っている車のフロントガラスを磨いて、
 お金をせがむ人。

●スーパーマーケットなどのお店の外で物乞いする人

などが一般的です。



この町で、大きなショッピングセンターの入り口前に、
「体の不自由な子供たちへの寄付金」を募っている人がいました。

ここではよく、「・・・に反対の署名運動」とか、
「・・・への募金」などを募る人がいます。

わたしは、きょうはちょっと嫌な事があって心が空っぽの隙の
ある状態でした。

その「体の不自由な・・」の募金をしている男の子が、ちら、と
私を見て、よってきました。
私としてはなんとなくかわせない気分でした。

「署名をお願いします。」といって見せた紙には何人かが
書き込みをしていました。そして寄付する金額を書いてありました。

わたしも「5ユーロ」と書いて、20ユーロ札を出したんですが、
おつりをくれる時にまず5ユーロを出し、そのあと3ユーロを小銭で
出しました。本当は10ユーロ返してくれなくてはいけないのにね。

「10ユーロ」ないじゃない」といったら、ばらばらと子供たちが
寄ってきて、20サンチームやら50サンチームを出すのです。

「これはうその募金かもね」と思ったのですが、さらに小銭を出すので、
「もういいから10ユーロと書いておいて」といってその場を離れました。

う~む、きっとあれは絶対うそだったんだ!!

心の隙をうまく狙う天才が居る、と思いましたね。

今、ふっと思ったのは署名をして名前を書いちゃったことです。
何事もないといいけれど。ちょっと心配。