Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

署名と募金

2008年01月19日 | 生活
前回に続いて・・・

私が署名をしたショッピングセンターの前には、この手の子供たちが
きれいさっぱりいなくなったと思ったら、昨日はその近くの駅前に
群がっていて署名運動をしていました。

どうもその手のグループがこの町に繰り込んできたようです。

数年前に、信号待ちの車のところに、足が片方なくなった人や、
杖を突いて破れたズボンをはいている人が突然大量に現れ物乞いを
したことがあります。

その破れたズボンからは、怪我をした部分が見えていてグロテスク
なのです。

なんなんだろうと思ったら、新聞に記事が出ていて、
ルーマニアの人たちがこの町にやってきて、そのボスがお金を
稼がせにその人たちを街中に出していたそうです。

警察がその人たちの野宿の場所に行き、一斉捜査をしたので
また一挙にいなくなりました。

今回の場合もきっとその手でしょう。
子供たちが命令されてお金集めをしているのだと思いますね。

またそのうちにいなくなるとは思います。
いままでフランスに外国から流れてくる人が大変多いのが、
取締りが厳しくなってきて今は難しくなっているはずなのです。

フランスで十何年も暮らして、子供も学校に行っているような人が、
実はもぐりでフランスで働いていたのが見つかり家族ぐるみ拘留
されて、自国に送り返されると言う例が頻繁に起きています。

自国に帰るといっても、自国に何もなく仕事も出来るはずが
ありませんから、死を宣告されているのも同然なのです。

フランスも変わりつつあります。