Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

暮れの寄付金

2007年12月01日 | 生活
夕方玄関をノックする音が頻繁になってきます。
(我が家は玄関にベルとかインターフォンがないのです)

カレンダーを売りに来るのです。売るといっても、
値段は決まっていなくて、好きなだけ渡せばいいのです。
ようするに寄付金ですね。

昨日はゴミ回収の人。若いお兄さんで、なんだか申し訳
なさそうにカレンダーを差し出していました。
かわいい猫の写真入のカレンダーを選んで寄付金を渡しました。

きょうは消防署の人。とってもさえないカレンダーなんですが、
毎年買っています。
写真が、消防士さんたちが訓練しているものだったりで、
見ていて楽しくないカレンダーですが、日々安心して暮らす
ために働いている消防士さんたちに敬意を表して買っています。

私たちの生活に密着している職業の人が、個々の家を尋ねて、
寄付金を募っているわけです。

ああ、暮れだな、と言う思いをするひと時です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カレンダー (romarin)
2007-12-02 06:33:27
昼寝ネコさん

「昼寝ネコカレンダー」、売れそう!

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チリの消防士! (romarin)
2007-12-02 06:30:56
角鹿さん!
お久しぶりです。コメントありがとうございます。

チリの消防署が完全なボランティアとは知りませんでした。貴重な情報をありがとうございます。

フランスでは、このところ、山火事などで、消防士の活動が不可欠です。大変な仕事ですよね。

公共の機関であるべきと思いますのに、何故ボランティアなんでしょうね?

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Unknown (昼寝ネコ)
2007-12-01 23:50:24
そうか、そういう手もあるんですね。
来年に向けて、「昼寝ネコカレンダー」を作り、
友達を動員して売ってもらおうかな・・・
売り上げの一部を、恵まれないネコたちに
プレゼントしますので、お金はいくらでもいいですから
カレンダーを買ってください・・・いいかもね。
で、恵まれないネコというのは
実は私だったりして。
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消防士 (角鹿)
2007-12-01 20:33:26
ご無沙汰しておりました。
消防士の募金と拝見して、ふとチリの風景を思い出しました。交差点で赤信号で停まると、物売りとかガラスふきとか色々な人が寄ってくるのですが、私は消防士の募金だけは欠かさず行っていました。と申しますのも、チリでは消防署そのものが完全にボランタリーな組織、要するに消防団しかなくて、消防車を買う予算にも事欠いていたからです。一度TVで、出動した消防車が高速道路で料金が払えずに立ち往生している場面が映っていました。消防車も古いことが多いようですしね。なぜ公的な組織にしないのか不思議でした。
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