Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

キャトールズ ジュイエ

2009年07月14日 | 生活
何のことはない、今日7月14日と言うことです。
日本ではパリ祭と言っていますね。

ルイ王朝から民衆が権利を勝ち取った日です。
権利の象徴であったバスティーユの牢獄を
庶民が開放し、共和国になった日です。


昨日はその前夜祭であちこちの町で花火を挙げたり
していました。
私の住む町でもパンパン、とにぎやかに花火が上がり、
ひところより、花火の質も大分よくなったな、と感心。

この花火の音を聞くと思い出すのは、数年前の、
やはりパリ祭の前夜。



にぎやかな花火の音。
とても暑い日だったので、窓も玄関も開け放し。


突然、大きなシェパードが家に舞い込んで来ました。
舌をだらんと出して、はぁはぁと荒い息。



ぎょっとして、どうしようとおろおろ。
お風呂場に入り込んで、ぺたっと座ってしまいました。
なんだか苦しそうなので、水を上げたりしてみた・・・

良く見ると血が出ている!

どうしても動こうとせず、困り果てて、消防局に電話。

「きっと花火の音に驚いて、走ってきたのでしょう。し
ばらくそのままにしたら出て行きますよ。」なんていう
無責任なお言葉。


少し落ち着いた頃に、冷蔵庫にあった、ハムをちぎって
お風呂場から、玄関を通って外まで撒いてみたら、
おなかがすいていたと見え、外まで出てくれました!


ところで、昨日の前夜祭の花火の後、ダンスパーティーが
あったようで、にぎやかに音楽が流れてきました。
パソドブレも流れ、うずうず。
でもあとは若者のディスコの音楽だったので止め~~~

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
友愛 (北村隆男)
2009-08-27 21:06:59
こんにちは、日本は選挙です。「たぶん」総理になるであろう鳩山さんのNYタイムズへの寄稿を読みました。

http://www.nytimes.com/2009/08/27/opinion/27iht-edhatoyama.html

中に「友愛」fraterniteがあります。
これは鳩山氏のおじいさん一郎氏からの理念とありますが、
いささかわかりにくいので選挙戦でもあまり語られてはいません。しかし海外の読者には積極的に出したようです。
liberte,egalite,fraterniteそしてEUの中心フランスの読者にはこの鳩山さんの論文はどう受け止められるのでしょうか?
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>友愛 (romarin)
2009-08-29 22:47:37
難しい御質問です。
この論文の事はフランスでは話題になっていないような・・・と言うかまだ私の耳には入っていません。
乏しい英語力で読みましたが、「友愛」についてはちょっとわかりにくいですね。

北村君はどう解釈しましたか?教えていただければ幸いです。

そして今思ったのですが、フランス人にとってFraterniteってなんだろうか?
わかるようでわからない・・・・

論文に関して米側から批判が出ているみたいですね。グローバリゼーションについての鳩山さんの批判はわたしも同意見なのですが、日本がアメリカだけに批判を述べるのでなく、大変な大きな問題ですからもっと大人の交渉をすべきなのではと思います。

なんだか漠然としたコメントになってごめんなさい。
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意気やよし (北村隆男)
2009-08-30 04:02:25
わざわざすみません。英語で海外へ発信すること自体はけっこうなことかと思いますが、かなり観念的で無理あるようで……。少し米国離れして、中国との微妙な接近して新しい外交みたいなことでしょうが、はなれわざには違いないと思います。一方の中国はグローバル資本主義とやらに愚痴いうどころか、格差なんのそのでそれを目一杯利用しつつ邁進してるわけで、日本の接近なぞ………。腹の中で苦笑されてる気もします。もっとも鳩山さんもそんなにナイーブではないでしょうから、非核三原則と同じで、理想は理想としてかかげつつ、着々と準備されてるなら、ご同慶と思います。
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ほんとうに (romarin)
2009-08-30 18:13:53
少し米国離れする事は必要ですよね。あまりに言いなりになりすぎています。
明治時代の外交を見習うべきではないでしょうか? 選挙は民主党が圧倒的のようですね。ニュースでも言っております。
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選挙 (北村隆男)
2009-08-30 22:39:39
選挙で騒いでるのは、マスコミです。(あたりまえですね、お祭りですものね。
たぶんこの結果でよくも悪くも劇的には変わらないでしょう。
どちらの政党もけっこう「カンチガイした主張」してます。(わざと)今までは「果実の分配」でなんとかやってこれました。分配があるので多少のことは皆大目にみてくれたのです。今では「負担の分配」なのに、どちらも媚びうるためにそれについては沈黙する、そのへんは皆見抜いてるのにね。
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>友愛 (romarin)
2009-08-31 16:44:43
民主党が圧勝しましたね。
鳩山由紀夫氏のホームぺ-ジを見たら北村君の書いていた「友愛」と言う事について詳しく述べてありました。北村君はもう読んでいらっしゃると思いますが・・・

http://www.hatoyama.gr.jp/masscomm/090810.html

説得力があると思いました。実現して欲しいものです。
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期待 (北村隆男)
2009-08-31 21:22:00
ありがとうございます。先に引用したNYタイムズへの論文はご指摘のVoiceという雑誌への論文の抄訳というべきものです。
経済の面でグローバル資本主義=アメリカ、災難は外からやってきて、んならば日本という地域主義、いえいえアジア共同体、かなり楽天的です。
「無批判なグローバリズムへの信仰」とありますが、このようなものが果たしてあったのか?明晰な鳩山さんにしては、かなり大雑把な議論に思えます。
海外の論客の手強い反論にどう答えるか、期待です。
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>期待 (romarin)
2009-08-31 21:51:43
ニューヨークタイムスに寄稿したくらいですから、それだけの成算がおありなのでしょうね、と期待したくなります。
米国の経済専門家などの反応を見ると手ごわいですから、それに飲まれて弱腰にならないでもらいたいものです。
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期待 (買い物小僧)
2009-09-01 15:12:29
鳩山論文は、どうも、鳩山が米紙に投稿したものではなく、米NYタイムズ紙が、日本の雑誌VIEWに掲載した鳩山論文を、勝手に、抜粋して掲載したものであるようです。
以下に記事があります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090901-00000034-mai-pol
ぼく自身は、VIEWの鳩山論文は日本の政治家が珍しく、フィロソフィーで政治の見通しを語ったもので好意的に解釈しております。
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哲学と脇の甘さ (北村隆男)
2009-09-01 17:31:53
雑誌はVoiceですが、ChristianScienceMonitorが抜粋してNYTimesにのせてよいかと事務所に打診がありどういう経緯か色々あったらしいですが、結果、オーケーしたのでしょう。署名入り論文ですから事務所にしろ本人にしろオーケーしたと考えるのが普通です。
抜粋した部分が主にアメリカの経済に関するところが中心なのは編集者の意図が垣間見えます。日本語で読むと、おっしゃるように大方の日本人の賛同は得られると思います。しかしグローバル資本主義批判のくだりは、情緒的でいささか不正確です。たぶん経済専門家の反論はそこに集中します。鳩山さんは正面きって論戦に応じるべきです。(がんばれー、でも避けてしまうかなー?)
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