瀝瀝(れきれき)散歩道

人の働き方をサポートする株式会社キャリア・ストラテジー代表、𠮷本惠子のブログです。

55歳からのハローライフ

2017-06-11 19:15:32 | 株式会社キャリア・ストラテジー

みなさん、こんにちは。

みなさんは今年で何歳になられたでしょう?
50代は人生で最も円熟している時期ですが、今後をどう生きるか、迷うときでもあります。

私が55歳の時にある大手ショッピングセンターが「GoGoカード」という55歳以上の人向けのクレジットカードを作りました。
もちろん、私はすぐに申し込みました。
「GoGo=55カード」って「行け行け!55歳」って言われているみたいで、何か気に入ったからです。


さて、日本はここ20年ばかりで「定年まで働き続けることができる」という働き方が通用しなくなってしまいました。
それどころか今後10年先、5年先も思い描くことができない状況です。
私たちは複雑で難しい時代に生きています。

会社が50代まではどうにかしてくれたものの、会社を辞めると収入も人的ネットワークも激減してしまいます。
これからどうやって生きていくのか、本当に迷うと思いますが、
そんな時に助けになってくれるのはどんな人でしょうか?

以前、学生300名ほどにアンケートを取ったことがあります。
それは「ピア・サポート(同じ環境にいて、同じ経験をした人たちの助け合い)」を調査するものでした。
その中で、「あなたが困った時、問題を抱えた時、相談するのは誰ですか」という問いがありました。

さて、下記のうち1番になったのはどれでしょうか?

1 先生
2 友だち・同級生(以前の同級生も含む)
3 友だち・先輩後輩
4 家族
5 カウンセラー・相談員
6 その他



答えは
2番の友だち・同級生でした。
次に多かったのが4番の家族
最もポイントが低かったのは5番のカウンセラーと1番の先生でした。

これは年代が変わってもあまり変化がありません。
私たちは困った時、真っ先に「上司や会社」に相談するでしょうか?

私たちの年代も困って困って困り果てた時は、「友だち・同級生」と「家族」に相談することが多いようです。
そういえば、先日、少年工科学校の卒業生の人たちと食事会をしましたが、
その絆は「ほー」っと言葉が出るほど、見事なものでした。
同級生や友だちというのはずーっと繋がりが途切れないものなのですね。



さて、今日は上記に関連して、村上龍さんが書いた
「55歳からのハローライフ」を紹介したいと思います。
この本は5つの短編(結婚相談所・空を飛ぶ夢をもう一度・キャンピングカー
ペットロス・トラベルヘルパー)からできています。

出版社のコメントは以下の通りです。

多くの人々が、将来への不安を抱えている。だが、不安から目をそむけず新たな道を探る人々がいる。
婚活、再就職、家族の信頼の回復、友情と出会い、ペットへの愛、老いらくの恋…。
さまざまな彩りに充ちた「再出発」の物語。

人生でもっとも恐ろしいのは、後悔とともに生きることだ。「結婚相談所」
生きてさえいれば、またいつか、空を飛ぶ夢を見られるかも知れない。「空を飛ぶ夢をもう一度」
お前には、会社時代の力関係が染みついてるんだよ。「キャンピングカー」
夫婦だからだ。何十年いっしょに暮らしてると思ってるんだ。「ペットロス」
人を、運ぶ。人を、助けながら、運ぶ。何度も、何度も、そう繰り返した。「トラベルヘルパー」

ごく普通の人々に起こるごく普通な出来ことを、リアルな筆致で描き出した村上龍の新境地

みなさんの参考になることが、もしかしたらこの小説から読み取れるかもしれません。
もしよかったら読んでみてください。

https://www.amazon.co.jp/55歳からのハローライフ-村上-龍/dp/4344022866






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シャンシャンブラザーズ近況

2017-06-11 13:12:40 | 株式会社キャリア・ストラテジー
みなさんお元気でしょうか?
5月の業務管理教育の担当授業が終わりました。
今回も顔見知りの方や卒業生の後輩の方、などから声をかけていただき
嬉しかったです。

また、同時に「電気工事士」のセミナーが大教室で行われていましたが、
そこには業務管理教育の卒業生の方が数名いらっしゃって、空き時間にちょっとだけおしゃべりができました。

声をかけてくださる方の半分ほどが
「シャンシャンブラザースはその後いかがでしょうか」と質問してくださいます。

我が家の2人の息子
上がマジシャン、下がミュージシャンで合わせてシャンシャンブラザーズですが、
相変わらず年収40万円で頑張っています。
それ以外の費用はアルバイトで稼ぎ、実家(我が家)に住みつき、1ヶ月3万円を家賃として支払い
生活をしています。



次男です。我が道を行く、典型的なタイプです。
好きなことはとことんやり続ける、ギターの練習の虫です。
1日どんなに忙しくても、眠る時間を削ってでも5時間以上、ギターの練習をします。
デビューに向かってバンドの練習も続けていますが、、、、今のところ、ある一部にしか受けていないようです。
ただ、夢は大きく、オリジナルの曲が大々的に売れる、ことだそうです。

次男のことで、親の私がちょっと残念なのは、ギターや音楽、(彼女のこと)以外のことにあまり興味を示さないことです、、、。
まさに毎日がギター、音楽、彼女のことを中心に回っているのです。
彼女のことは大好きですが、お金がないので今は結婚できない、と。それも含め将来にかけている、と私は良い方に
考えたいと思っています。




長男は、最近屋台船の中でのマジックショーや大きな居酒屋やバー、誕生日会、パーティーで
マジックを披露することが多くなってきました。
それまで週5日していた別のアルバイトを週3日に減らして頑張っています。
こちらもマジックの研究には熱心で、アルバイトで稼いだお金の半分ほどは「ネタ」を買う資金に充てています。
マジックって道具を買い、買っただけでなくそれを自由に操れるようになるまで練習する必要があるようです。
長男はどちらかというと、優しくいい人の部類に入るのではないでしょうか。親にも優しいです。
しかし残念なのは、営業があまり上手ではなく、どちらかというと静かなことです。もっと売り込めばいいのになあ、と
私は思ってしまいますが、本人に言うと気分を悪くするので、黙っています。
自分には自分のやり方があるのでしょう、、、。



「オタク」という言葉はマイナスに感じられますが、裏返せば「究極の専門家」ということになります。
シャンシャンブラザーズでもその道の「究極の専門家」になってもらいたいものです。

私の元上司が言いました。
もし、「ソニー」に入社したいのなら、ソニー製品の一つ、例えばパソコンならパソコン、テレビならテレビを
ソニーの社員より詳しく説明できるようになりなさい、とアドバイスしてくれました。
つまり「その製品のオタクになれ」ということです。

そうですね、、、改めて考えてみると、私も「自衛隊援護協会ホームページの人材情報」に関しては
かなりの専門家になってきました。多分、日本では一番見ている一人かもしれません(?)

みなさんの「究極の専門」は何でしょうか?
また、最初は辛いかもしれないけれど、これから「究極の専門」を目指すことだってできます。

これからの人生、誰もが自分の能力を信じて「あきらめてはいけない」ということだと思います。





さて、写真は御茶ノ水界隈です。
2週間弱、ここに詰めています。
きつい毎日ですが、将来のために頑張ろうと思います。











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