昨日はちょっと美味しいものを食べました。
2年前の業管の学生Aさんが定年退職したお祝いで、食事を一緒にしたのです。
昨日までは特別職国家公務員、今日からは「こちらの世界での働き手」です!
ところで、皆さんには再就職のロールモデルがいらっしゃるでしょうか?
ご自身の上司だった方、家族や親族、友人たち。
周りにはモデルになる人がいっぱいです。
私も「この人みたいな立派な社会人になりたい」と思った上司がいました。
でも一緒に働いてみると、見たくなかった欠点も見えてきます。
それでも、総合的には目指すべき素晴らしいモデルでした。
今でも尊敬している元上司です。
上記はトーマツと東京大学が調査したロールモデルについての調査結果です。
男性、女性ともに60%の人が「その人の一部分だけをお手本にしたい人が一人あるいは複数いた」という結果が出ています。
つまりいいとこ取りです。
そう考えると、私にも複数心当たりができてきます。
ロールモデルは私たちの周りにたくさんいるのです。
さて、Aさんのお話に戻ります。
退職前に二つの職場が候補として上がったそうです。
一つは働く場所もお給料もとってもいいし、尊敬できる元上司もいる、、、
もう一つは自分でやってみたい仕事で、東京からはかなり離れた地方都市、お給料も上記の会社よりかなり少なかったということです。
また誰も知っている人はいません。
Aさんは二つの職場で働いている自分を想像してみたそうです。
すると、笑いながら楽しそうに働いている地方の職場が頭に浮かんできた、と言います。
Aさんは
元上司や周りの人にきちんと説明をし、お給料の安い地方の職場を最終的には選択しました。
いろいろ考えた末だとは思いますが、すごいですよね。
昨日、ご飯を一緒に食べていて、何の迷いもない、楽しそうなAさんを見て、すごく安心しました。
もちろん、その仕事をこなす能力や適性のある人であると業績からすぐわかりますが、決断には時間がかかったでしょう、、、。
教育の専門家ですが、とってもお茶目な方です。
新しい毎日がこれまで以上に充実するよう願っています。
私とはほぼ同業になります。一緒に切磋琢磨していきたいと強く思いました。
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