2日目の旅に移る前に、おみくじの事を書き落としていたことに気づいた。
大山衹神社でノワタリさんを除いて、おみくじを引いた。妹は関心がなさそうだったが、私が「ここは凶が多いんだよね。団体で引いた時も三分の一くらいの30人くらいの数が凶だったのよ。」と言ったとたん、「私も」と言って引いた。
結果は妹とタカコちゃんが凶、私と姪のナホちゃんは半吉で二人づつ引いた番号も同じだったので内容も同じだった。
しかし、凶であっても内容に書かれていることは悪くはなかった。妹は引き寄せたのであろうか?
「今がどん底だと思えばいいじゃない。昔、浅草の浅草寺でおみくじを引こうとしたら、横にいた高校生の男の子達三人がぶつぶつ言ってたのよ。その子達みんな凶、私も凶、後で来た女性も凶、高校生が『おまえ、また引けよ。』と言ってた。」と、言うと、タカコちゃんが「また、引けばいいのよね。」と言ったが、「今日は大目に凶を出す日って日替わりで決めてたりして。」と言って笑った。
そして、妹が来る1週間前の事、「父が弱ったのかな?一日中朝から、うたた寝をしてるのよ。おじいさんも、亡くなる年にはよくうたた寝してたから、もうお迎えがちかいのかしら?」と電話で伝えていた。
妹は最後になるかもと思いながら、姪と一緒にやって来た。東京にいる下の子にもそう伝えると、
「おじいちゃんは嫌だ。」と言ったと言う。
「それじゃあ、お婆ちゃんは?」と笑った。姪たちは母がワンマンで厳しかった事を覚えている。
それだけでなく、父はよくふら付き、あちこちに体をぶつけ転ぶ。
近所の接骨院の先生が「もしかしたら、パーキンソンの初期かも?」と言われたので調べると、パーキンソンであるかないかは、MRIで調べればわかると書いてあった。
母が、「この近く父は脳外科でMRIで調べたけど、何もなかったと言っていたから...、もしかしたら、焼酎?」という事になった。
そうするうちにその先生から「あの年で、3杯はすごいよね。」とか、「昨日ふら付いてたけど無事に帰れた?」とかと言う言葉が、耳に入った。
原因は飲酒だった。ふら付きも、うたた寝も飲酒のせいだった。近所の酒屋の自販機でチューハイを買っていた。すべてはも焼酎を飲みだしてからの事で、350ミリのビールにするとそれは治まった。
妹が来たときには落ち着いていた。
笑い話であるが、気付かせて頂いた事を感謝している。そのままであれば、遅かれ早かれ脳をやられたであろうと思う。
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