社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

社労士の事は社労士に聞く。

2005年12月09日 13時09分02秒 | Weblog
 「被取締役」さん。「今後のテンプレートの予定と、今日の仕事。」に関するコメント、ありがとうございました。

 実は、この「印鑑を押してもらえない傷病手当金の事例」は、私のものではありません。たまたま、所用で電話したとき、女性社労士さんが頭を悩ませていた事例なのです。

 私の持論は「社労士のことは社労士に聞け。」です。一人で悩んでいても、解決しません。ホームページを見たり、仲のいい先生に聞いたほうが早い・・・と思っています。

 役人に聞くと・・・。建前だけで終わってしまう危険性があります。そうなると、にっちもさっちも行かなくなります。最悪、事業主と役人の間でサンドイッチです。(私は、こんな状況をピンポン玉社労士・・・と呼んでいます。)


 しかし、労災に関する認識が甘い会社が多いですね・・・。私は契約を切った会社は、未だに現場労災をかけていないようです。元請なのに・・・。

 もし、労災が起きたら「被取締役」さんが書かれたように「印なしの書類」でも監督署に提出してしまいます。労災は労働者保護のためにある以上、設立届が提出されていなくても、受理されてしまうのです。また、11月から、罰則が厳しくなっています。

 労災をかけていない強制加入事業所の事業主さん。やはり、労災だけはきちんとしておいたほうが無難だと思いますよ。