社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

自転車操業でしたから。

2005年12月26日 15時42分30秒 | Weblog
 「おくむら」さん。「雪が溶けない一日。」に関するコメント、ありがとうございました。

 当該会社は、最初から自転車操業の会社でした。会社設立時に、「金を貸してやる。」と言われていた某社社長に裏切られ、設立当初から倒産の危機に陥っていたのです。

(実は、某社社長は、最初からお金を貸す気はなかったと見ています。と言うのも、お金を借りる条件は「その会社が管理している建物を借りること。」となっていました。その契約書には、5年もの保証が付いていたのです。つまり、家賃を払えなくなったら、5年の家賃相当額を連帯保証人が払わなければならなくなるのです。しかも、その契約書には公正証書まで付けられていました。)

 まず、国民金融公庫に行きましたが、断られたそうです。その後、私に相談が来ました。

 私は、まず銀行に「県か市の融資を取りたい。」と伝えました。信用保証協会で枠がもらえるかどうかが問題でしたが・・・。

 結局、800万円の希望を値切られまくって400万円融資でした。

 その後、某社とのつきあいができ仕事量の増大が見込まれたため、再度、国民金融公庫に挑戦したのですが・・・。

 ハガキで断りの通知が来ました。理由を聞きに行ったら「実績が出来てから来てください。」との事でした。希望額が大きかったのかもしれませんけど。

 結局は、信用保証協会でいくらかを借りることができましたんですけどね。

 また、ショートの融資も実現させたのですが・・・。

 最終的には、現場労災(建設業では、元請が労災保険を払う義務がある。)をかけない・・・と言う法律違反を修正しないため、付き合いを切りました。

 多分ですが・・・。私にだまって労災隠しをやったきらいもあります。証拠が見つからないのですが・・・。