めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

お仕事の後は

2016-12-14 06:53:54 | 日記
映画です。

12/11(日)

273 鯨神

舞台はなんと和田浦!

ウナギで有名?ですが、そういえば駅前にでっかい骨が飾ってましたね?

代々鯨漁で生計を立てている集落があります。

手漕ぎの船で鯨を囲んで、銛を打ち込んで殺してます。

シーシェパード大丈夫でしょうか?(多分観てないでしょうが)

エースの銛うちの家があるのですが、神と呼ばれる鯨との戦いに敗れて父が死に、兄が死にます。

母親は気がふれたような佇まいで、仇を取るのじゃ〜!と弟に迫ってます。

村長は志村喬。

神を倒した者に娘と家屋敷をやる!と宣言します。(当の娘は激しく拒否。なんで私が漁民ごときに

抱かれにゃならんのじゃ?とセレブ発言)

そこに名乗りを上げたのが紀州と呼ばれる流れ者の勝新太郎。

ならず者です。

密かに弟に想いを寄せる(密かにじゃないな、堂々と弟に告ったが、神を倒してから!と断られた。

おいおい、神を倒すという事は、財産と娘を手に入れるということじゃん?)娘を、海岸で襲って、

見事に孕ませます。

人間関係がグチャグチャな中、神との戦いが始まり、勝の犠牲?の上に見事に弟が鯨を仕留めます。

ただ、深手を負ってしまいました。(結局死亡)

ん?

勝ったのは誰なんだ?

274 蟹工船

原作は有名ですが映画は初めてです。

ロシア国境付近のカムチャツカの海で蟹を取って、そのまま海上で加工(缶詰設備まであり)してます。

法律の眼の届かない盲点で、劣悪な労働条件なんですが、食い詰めた男たちが集まってます。

ウィンウィンという訳ですか?

ロクな食事も無く、医療対応も無く、過酷な労働が重なって続々死人が出ます。

海の上ですから、検死もなく母なる海にドボン!と投げて終わりです。

根本の話なんですが、蟹ってそんなに美味しいですか?

食べ辛いし、苦労の割に得られる身は少ないし、それ自体に味がある訳でもないし、つけ汁が

やけに酸っぱいし。

海老も同様です。

ブリやサバで充分です。

横暴な資本家代表の管理官を倒して、労働者万歳!みたいな話ですが、労働者だって仕事が無くなって

余計食えなくなるでしょうにね。

1時間半位時間があります。

家系ラーメンじゃ持て余すし、ラブホ街なんで本屋も無いし。

ウーン🙄




どこにしましょうか?

やっぱガストか?(安いし)

場所柄(ラブホ街)ガキの団体が席を占領してますね。

ドリンクバーで延々居座ってるんでしょう。

私が若い頃はこんな場所なかったもんなぁ。

友達とどこでダベってたんだっけ?

そんな暇なかったか。

高校は柔道部と音楽部。

大学はヨット部。

ヨット部は既に部員がいなくなって消滅してますが、OBは年に2回集まってます。

昨日の土曜日も忘年会のラインが回ってましたが、参加メンバーがほぼ若手で話が合いそうもなく、

黙殺してました。

したら、同じような思いだったらしく、Iさんから別のラインが来ました。

初老メンバーの忘年会やろうよ!だそうです。

要は昔気質の体育会を懐かしむ世代ですね。

パパッとメンバーが集まって、押し迫った27日に新橋の機関車前(まだあるの?)で集合と纏まりました。

その幹事のIさんからこっそり別のラインが入りました。

「幾らまで払える?」

そうなんです。

このメンバーは皆さん私よりちょい上で、まさにバブルの真っ只中で交際費でバンバン飲んでた世代

(俗に言うのぶさん世代)ですので、放っておくと銀座とか行きかねません。(泣)

5,000円位でお願いします!と釘を刺しておきます。




混んでるので中々注文も通らないだろうな、と一遍に頼んだら…




一遍に出てきました。(泣)

ポテト冷えちゃうじゃん?




のんちゃん売れてますね?

映画評も点数高かったので気にはなってるんですが、どうもアニメを映画館で観るきになれなくて。

でも満席って凄いな。

チケットを買いに来た人に、立ち見ならありますよ?なんて言ってます。

そこまでするか?

275 天草四郎時貞

大手町で、親方のNさんに観に行くんですよ!と言ったら、ああ沢田研二の?と言われてましたが。

よく見たら大川橋蔵でした。(笑)

宗教映画祭の作品です。

冒頭にどこぞの教授の解説が付いてます。

監督は大島渚。

こんな作風観たことあるな?

「絞死刑」だな。

暗い画面にスポットが当たって、独白が続く。

とても見辛い出来になってます。

案の定、当時興行的にも大コケだったそうです。(無理も無い)

カリスマの四郎が中心になって、キリスト教徒達を率いて城に立て籠もった、というのがステレオタイプ

になってますが、この映画では色んな意見が出て纏まりがなかったという話です。

四郎は慎重派でしたが、藩側の内通者が摘発される中、止むを得ず立ち上がります。

圧倒的な兵力に押し潰され戦いは終わりますが、今みたいに写真がある訳でもなく、四郎自体も

昔からの有名人でも無いため、首実検が中々出来なかったそうです。

同い年位の首をみんな取ってしまえ!みたいな勢いで。

確かに、私だってアラビアの人達の見分けつきませんものね?

向こうから見たって、チンだかコリアだか日本だか分からないでしょうし。

(放っとくとみんなチンになる。ある意味有名な民族だわ)