めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

映画三昧

2017-04-10 05:57:05 | 日記
4/8(土)

今年度も始まりました、午前10時の映画祭。

値上げで1,100円になってますが、仕方ないでしょう。




けたたましい主人公です。

98 ライフイズビューティフル

これぞイタリア人!って感じで、ある意味躁病なのか、黙ってる事が出来ません。

地道に努力というタイプでもなく、その場その場で適当に生きてます。

そんな男に惚れる女が居るのもイタリアです。

結婚して男の子が1人。

世界大戦が始まり、ユダヤ人だった主人公と男の子が収容所に送られます。

ん?

ユダヤ人の定義って、母親がユダヤ人で、ユダヤ教の信者である事、じゃなかったっけ?

子供は違うんじゃない?

何を狂ったか、リストに載ってない奥さんも直談判して移送の列車に乗せて貰ってます。

ドイツ将校も、バカなイタリア女?って顔をしてます。

老人や子供は優先してシャワー室に送られてますが、根っからの風呂嫌いが幸いして男の子は

難を逃れ、その後もベッドに隠れて生き延びてます。

男女の生活圏は分かれてて、家族でも会う事は出来ませんが、時々放送施設を使って意思疎通を

図ります。(一方通行ですが)

敗色濃厚で逃げ出す直前のドイツ軍に惜しくも主人公は銃殺されますが、逃げ切った男の子と母は

合流出来てめでたしめでたし。

東京駅のインホメではいつも漂流外人が列をなしてます。




道くらいなら聞いてくれても良いのよ?




こんな時に積極的に聞いてきて、礼も言わずに行ってしまうのは大抵インド人です。




唐揚げはサービス券。

なんとウドンが140円から160円に値上げされてます!(泣)

弱者への嫌がらせです。

大手町のビルで一仕事終えてアパートでちょい飲みします。




zzz

4時間仮眠して池袋へ。




99 奇跡の海

デンマーク映画です。

ググったら、配給会社はユーロスペース。

マイナーに頑張ってくれてます。




章仕立てになっていて、冒頭では聞いた事あるようなロックが流れます。

なんだかタランティーノっぽいです。

舞台はスコットランドで、結婚式から始まります。

主人公のベスはヘリコプターで到着したヤンと教会に入っていきますが、参加している老人達の

顔が暗いです。

排他的です。

日本人には分からない、宗教なんだか民族なんだかが渦巻いてます。

ともかく幸せな新婚生活が続きますが(エロシーン続出)ちょっとベスの態度が怪しいです。

ヒステリーという範囲も越えてます。

会話の端々に、以前精神病院に入院してた事が示唆されてます。

海上の油田で働くヤンは、長期に帰って来ませんが、ベスは教会で祈ります。

…早くヤンが帰って来ますように…

祈りが通じて帰ってはきましたが、大事故に巻き込まれて半身不随になってます。

動けないベッドの上で、ヤンはベスに頼みます。

他の男と寝て、その様子を教えて欲しい、と。

それが私と愛し合う事になると。

良いじゃないですか?許可が出たんだから。

ただ、それを不特定多数に対してやっちゃうから、みんなから娼婦と言われちゃうんですが。

ヤンは度々危篤になりますが、ベスが見知らぬ男と関係すると不思議に一命を取りとめます。

ある時、娼婦も行きたがらない沖合の貨物船に乗り込んで、暴行を受けて重体で帰ってきます。

(マジカルガールみたいな?)

意識不明になってるヤンを見ながら、とうとう息を引き取りまして…

章が変わって、あれ?半身不随の筈のヤンが杖を使ってますが歩いてます?

奇跡的に回復した様です。

教会から娼婦という理由で除名され、埋葬してもらえないベスの遺体を船に乗せて、沖で水葬します。

(ゴミを投げ込むイメージ)

すると、空の上で高らかに鐘が鳴り響くのでした!

宗教映画か。

大川隆法の映画もこんな感じなんでしょうか?