天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

株の厄病神

2021-10-06 16:59:48 | 日記

 ノーベル物理学賞を真鍋淑郎米国プリンストン大学上級研究員が受賞することになった。二酸化炭素が地球温暖化の起因とする専門的な理屈は理解できるはずがないけれど、研究成果をもたらしたのは米国籍がキーワードだと思う。官僚主義と縄張り支配からは、自由な発想や新しい芽が生まれにくいのは学問の世界でもそうであるけれど、社会全般にわたっても、メディアの多くを支配する吐き気を催す奴隷根性と愚劣さや、それに呼応して国民を覆うただれた品性からは、人々がまともに生活する空気が生まれない。そんな息苦しさから距離を置くためには、眞子さまもご結婚とその後のニューヨーク生活を始められた暁には、速やかに米国籍を取得されることが、新たな人生の幸福と成功の道を切り開く鍵になるのではないかとふと閃いた。
 今日の東京株式は日経平均が異例の7日連続安で都合2426円も下げたあと、けさNYダウが311ドル高で戻ってきているのだから、大反発するのが普通の見立てであった。朝方の日経平均先物は430円高であり、少なくとも500円高は見込まれた。万一、8日続けて下落でもしようものなら、株の厄病神岸田新政権の呼び名が定着することになる。
 そのまさかが起きた!一時、前日比528円も下げ、終値も293円安の2万7528円に下落した。中国の不動産事業崩壊懸念や米国のインフレ・デフォルト懸念といった海外要因だけで説明しきれない落ち込みようである。報道各社の岸田内閣支持率の異様な低迷を映し、短期政権に終わり令和版所得倍増政策など実行できず、せいぜい原発の再稼働どまりと見ているからなのだろうか。
 卓球アジア選手権大会がきのうで終わり、あとはプロ野球のセ・パ両リーグ共の激しい首位争いに興味が移る。5日最終日は日本選手大活躍のこの大会の締め括りとしては尻つぼみだった。読売新聞の『時代の証言者』で歌手の五木ひろしが紅白歌合戦50回連続出場と北島三郎に並ぶ最多記録の話を書いているように、トリを務めるのは大変な名誉であり、またファンの関心が最も高い。その男女大トリに相当する女子ダブルスと男子シングルス決勝戦に日本人が登場しなかったのは侘しかった。早田ひなのシングルス、ミックスダブルスなど3冠達成、戸上隼輔のダブルス2冠は目覚ましく、王者中国が不参加だったとはいえ、最終的にはパリオリンピックに向けて前途に希望が持てる成果を勝ち取った。しかし、油断大敵。東京五輪を振り返ると、バドミントンは日本選手同士が食い合ってメダルザクザクの展望だったのが、あり得ないほど極めてしょぼい結果だった。もちろん試合は技量向上の結果であることは言うを待たないけれど、これ以外にメンタルが重要な鍵を握っていると思えてならない。最後に強く印象に残ったのは男子シングルス決勝で韓国・イサンス(李尚洙)に敗れはしたものの、台湾の荘智淵(チュワン・チーユエン、40歳)の奮闘である。白鵬の引退に際し毀誉褒貶の議論が喧しかったけれど、相撲とお遊戯をはき違えているとしか思えない。お寝んねファンは大人しくしていてもらいたい。落合博満が最近持て囃されている。現役時代から不愛想で嫌う人が多かった。しかし、勝負に徹したことで見直されている。いずれ白鵬も時代の軟弱者たちが世を去れば大きく再評価されるだろう。競技は見る観客が居てなんぼのものであるけれど、選手が観客を目当てに振舞えば競技内容が薄くなる宿命にある。人気があるかどうかでなく、勝てるかどうかでパリ五輪に臨んでもらいたい。








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