ホイールを取り付けますが、、、
ハブのオイルシールにグリスを追加して、、、
潤滑、防水性能を高めます。
防水性、、、水には金属は弱いんです。。。
水が入ると、、、潤滑性能は低下して、、、酸化も始まります。。。
酸化、、、サビるんです。。。
サビればボロボロに崩壊してしまいます。
水が入らないように、、、グリスで防水をいたします。。。
ホイールのハブ部に水が入る経路は、、、
サイドカラーがオイルシールに嵌っている部分と、、、
フロントフォークの取り付け部のこの水色の矢印の部分。。。
ここからアクスルシャフトを、、、しみ込み、、、伝わって、ハブ内部に水が浸入いたします。。。
ですので、アクスルシャフトにグリスを塗るのはもちろんで、、、オイルシールのリップやカラー、カラーもフォークとのあたり面や穴の内面までグリスを塗ると更に防水性能は上がります。。。
オフロードバイクですからね、、、
目の前に川が出てきちゃったら、、、
渡るしかないですね。。。
これは極端ですが、、、雨天の走行や洗車でも水はしみ込んでしまいます。。。
ので、、、防水です。。。
ブレーキの組み付けも、、、ちょっと気を使いながら、、、
シリコングリスを、、、
新車ですのでグリスアップはされていますが、、、老メカ流でグリスアップして。。。
ボルトにも、、、コンパウンドアップです。。。
メーカーの組み付け時の指定は、、、ボルト等には油脂類は使わないで組み付け、、、ですが、、、何度も脱着を繰り返すと、、、ネジが痛むのを防止するのと、、、サビが発生して外す事が不可能になる、、、のを防ぐ為です。。。
キャリパーの締め付けも、、、キャリパーを回転方向に押し付けながら、、、締め付けます。
これは老メカだけかもしれませんが、、、フォークの取り付け穴と取り付けボルトの径ってぴったりガタが無いのではなく、ガタがあります。
ブレーキを作動させるとキャリパーは回転方向に押し付けられるのですが、、、ガタがあるままボルトを締めたくなくって、、、ガタを消した状態で締め付けたい、、、という理由です。。。
手で上に、、、回転方向に、、、キャリパーをフロントフォークに押し付けながらボルトを締める、、、こんなやり方が癖になっています。(上の写真)
どんな締め方でも締まっていれば、、、ズレたり外れたりはしないはず、、、でしょうが。。。
オレって変かなあ?
スポークも増し締めをして、、、
フォーク、ホイールはおしまい。。。