遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

科研費申請シーズン

2007-09-28 20:15:51 | 大学生活
とうとうやって来ました。一年で一番ストレスのたまる季節です。今年はいっぱい書きたいので、頑張ります。これからの1ヶ月を考えると気が滅入るばっかりなので、「頑張る」って書かないといけません。頑張ります。はい。頑張るってば。ホント!うそじゃない。が・ん・ば・る・!
今日は必要な要項や書式をダウンロードして、特定研究のどんな班で公募があるかチェックしました。後で路線変更するのは時間的に困難なので良く構想を練ってから書き始めないといけませぬ。頑張ろう。頑張れればいいな。頑張るかも・・・。

文章を書く訓練はこうやって毎晩やっているのですが、それが実を結びますやら・・・。


そうそう、キノコのおいしい季節ですね。ある人のブログでキノコについて書かれていました。キノコというのは担子菌類の子実体のことを指しています。担子菌類というのは、有性胞子が担子器という構造の上に乗ってるので、担子菌類と言います。有性胞子が子嚢に入っているから子嚢菌類と呼ぶのと同じ理屈でんな。キノコの裏のひだひだの中に担子器があるのですよ。菌類の分類は有性胞子がどういうふうにできるかが大きなポイントになっているわけです。担子菌類のもう一つの特徴としては菌糸の隔壁にあります。隔壁ってのは細胞と細胞を分ける壁なんですが、担子菌類の隔壁にはなんと細胞質が通る通路があるのです。他のカビよりは高度な構造を持っているわけですな。担子菌類に分類される酵母も多数いますが、分類の決め手は菌糸を形成したときに担子菌類に特徴的な隔壁を持つことによるようです。

専門家じゃないので、ま、この辺で止めときましょう。こんな情報を仕入れても秋の味覚が豊かになるわけでもありませんもんね。これ以上書くとボロが出ますし。(笑) 

本日のお酒:DEMESSEY BOURGOGNE RESERVE 1998
コメント
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