遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

サマータイム考

2008-06-06 22:30:38 | たわごと
夏時間での経済損失は1200億円、睡眠学会が試算額訂正(読売新聞) - goo ニュース

福田首相がサマータイムに言及して久しぶりに脚光を浴びていますね。今日はちょっと早めに仕事が終わったので、7時ごろに市民プールに泳ぎに行きました。まだ窓の外が明るくて泳いでて罪悪感がありましたね。コロラド州デンバーに住んでいた頃、初夏になると夜の8時頃までほんのり明るいのが普通だったのでその頃を思い出しました。欧米先進国は高緯度地域にあるので人々に太陽に対する渇望感が高くてサマータイム制度ができたと思うので、低緯度に位置する日本がマネするこたぁないと思うのですが、やればやったで私ゃ楽しめばいいじゃないかと思っています。みんな理屈をこねすぎ!

てなわけで、私も理屈をこねてみます。(笑)
日本の標準時は東経135度(兵庫県)で太陽が南中する時点が正午ってことになってます。そこから西だと遅くまで明るい感じだし、そこから東だと日が暮れるのが早い。博多に住んでた時は子供が遅い時間まで外で遊んでるのが奇異に感じました。でも、明るいんだからしょうがない。逆に12月に北海道へスキーに行くと4時には暗くなるので3時過ぎには下山を考え始めないといけない。これではせっかく高いお金を払って遊びにきたのに楽しめない。
そんなわけで、関西以西の地域の人にとってサマータイム制度は迷惑でしかない。特に沖縄ではそうだろう。緯度低いんで、これ以上太陽の恵みはいらんのではないか。(笑) んなわけで、僕はこの問題に関しては緯度が高く東側に位置する北海道の制度に関してのみ考えたらいいんではないかと思う。実際、サマータイムの試行は札幌市で行われた。
一方、サマータイムの問題は生活サイクルをずらすというだけと考えてはいけない。コンピューターのセッティング問題であることが重大だ。「2000年問題」ってのを皆さん忘れてしまったんであろうか?時間の設定を変えるってのは、もはや社会的に簡単な作業ではないのだ。コンピューター社会になる前からサマータイムがあった欧米とはスタート地点が違う。そこまで考えて福田さんは提案したのか?
そもそもサマータイムを施行してもクーラーの稼働時間が延びてしまってかえってエコじゃないという意見がある。たぶんそうなるだろうね。睡眠時間の1時間の変更や残業時間が1時間延びたからって日本で病人が続出するなんて思わない。欧米で病人が毎年続出するかというと、そんなこたぁない。たいして悪い影響もなければ良い効果もないんじゃないかと予想します。

さて、私の提案だが・・・北海道だけ1時間時差を作ったらどうだろう?夏も冬も北海道の日没時刻を1時間遅くすることで、当地の観光産業を少しアシストできるのではないかと思うんだけど。どう?
だって、真北に位置する隣のサハリンとは2時間時差があるのは変だし、オーストラリアとの時差が減る方が北海道にとって有利だと思う(豪州人は北海道にとっていいお客様だ)。サマータイム導入では中途半端すぎるし、そもそも毎年2回の時刻設定の変更なんて割に合わないよ。標準時の変更なら1度変更すれは済む。新しいこと導入するなら導入コスト以上のメリットがないとねー。


話かわって、本日のタイガースvsホークス。
ホークスは南海ホークス時代の復刻版ユニホームを着ていました。王さんが南海ホークスのユニホームを着ているなんて不思議な感覚でしたね。どうせなら長嶋さんに南海ホークスのユニホームを着て欲しかったな・・・え?なんでかって??そんなことも分からないんじゃ、野球ファンとは言えないよ!!そもそも長嶋選手は南海に来る選手だったのに読売に横取りされた選手だったのさ!大昔っから読売はそういうチームづくりをしてたんだ。

本日のお酒:鹿児島芋焼酎 さつま無双 黒麹 + YEBISU
コメント (4)
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