田舎の公営プール

旧鶴来町のクレインプールに行ってきました。ここは市民以外の利用者からは倍額の利用料を取るのでめったに行きません。内灘町のプールも同じです。『倍』ってのが、心理的にきついよね。もうちっと手加減してくれたら利用客を増やせるのにな。
そんなわけで、泳いでいる人のほとんどが地元の人たちのようでして、僕みたいなよそ者が入ってきてプールサイドで準備しているとじろじろと僕を見る。視線を感じるというよりも目が合っちまう。(笑)　そして、僕がジャバジャバ良い調子で泳ぎ始めると同じレーンで泳いでいたおじさんやおばさんが出ていってしまった。すいませんねぇ。こっちは倍額払ってんで、しっかり泳がせてくださいな。

この土地は水球（Water Polo）が盛んで、子供たちの水球教室でワーワーキャーキャー騒がしい。実はこういう雰囲気は好きだ。子供たちは泳ぐ前にプール前に整列して、「お願いしまーす」と元気よく頭を下げる。これだけで、こっちの気分はすべてウェルカムだ。元気よく騒いでくれぃ♪

このプールの利用者の多くは石鹸やシャンプーのような『お風呂セット』を持ってきてて、プールから上がってシャワーを浴びるついでに体を洗っちまう。泳いだ後、更衣室に来る時には体に何も着けてない。スッポンポンだ。知ってはいたけど、これがちょっと金沢や野々市のプールとは違うのでびっくりしたなー。更衣室でドライヤーで髪乾かしてたら、いきなり素っ裸の人がずかずか入ってくるんだから。(笑)
クレインプールの更衣室では１００円玉を入れてロッカーの鍵をかける。鍵を開ければ１００円玉は戻ってくるんで、利用料は無料。でも、時々忘れる。帰宅途中、ロッカーに１００円を忘れてきたことを思い出した。再びクレインに戻って更衣室に入ると１００円玉が寂しげに僕を待っていた。田舎の公営プールっていいねぇ♪


上の写真は、昨年飛行機から撮った朝の冬の海。